万博ラジオ特番!
2025-05-22 13:39:20

大阪・関西万博で初の多言語ラジオ公開生放送が実現!

楽しみな大阪・関西万博での公開生放送



2025年に開催される「2025年日本国際博覧会」、通称大阪・関西万博。その会場の一角で、未来の放送スタイルを体験できる公開生放送が行われることが決定しました。今回は、ヤマハ株式会社と日本コミュニティ放送協会(JCBA)の共同プロジェクトとして、「万博Voice Street powered by SoundUD」というラジオ番組が5月28日に放送されます。

何が特別なのか?



この番組の最大の特徴は、聴覚障がい者や外国人の方が楽しめる工夫が盛り込まれている点です。リアルタイムでの音声テキスト化や多言語翻訳が行われ、専用ウェブサイトを通じてそのテキストが配信されます。これにより、音声の内容が「みえる化」され、すべての方に情報が届くようになります。

番組は、全国101局のコミュニティFMで放送される予定で、生放送82局と録音放送19局が参加します。この試みは、2024年まで続くにあたって、多くの方々との情報共有を目指しています。

技術の背景



この公開生放送は、国立大学法人筑波技術大学の協力を得て実施されます。ヤマハ株式会社は、2018年から視聴覚障がい者や音声を聞き取りづらい方々に対して、平等な情報アクセスを提供するために「おもてなしガイド」という字幕支援事業を展開しています。これまでの経験を活かし、さらなる進化を遂げるのが今回の試みです。

具体的な放送内容



この番組は、複数のコーナーで構成されており、各コーナーでさまざまなゲストを迎えます。たとえば、15:00から始まる「万博ミライラジオ」では、大阪・関西万博の見どころや新技術を紹介します。さらに「万博BEAT!」では、人気パビリオンの担当者が生出演し、各国の言語でその魅力を伝えます。

また、全国の放送局からも「ご当地万博!」というコーナーで地域の情報が届けられ、最後の「万博トピック!」では最新のトピックやリスナーのメッセージが紹介されます。

エンターテインメントとしての価値



今回の放送は、ただの情報伝達に留まらず、未来の社会に対するビジョンをも提案する試みです。総務省の協力を受け、言葉の壁を超える技術が実用化されることで、より多くの人々が参加できる文化的なイベントとなるでしょう。

放送を通じて、多様なバックグラウンドを持つ視聴者に向けても情報を発信し、すべての人が楽しめる空間を提供することが目指されています。多言語化・テキスト化により、訪れるすべての人が万博を身近に感じられることでしょう。

大阪・関西万博は、ただの展示会ではなく、多様な人々が集い、共に未来を考える場へと進化していきます。このワクワクする体験を通じて、新しいコミュニケーションのかたちを共に探求していけることを期待しています。

ぜひ、万博VOICE STREETの特別番組に耳を傾けて、未来を感じるひとときを楽しんでください!


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