家族で学ぶわかめの魅力!春休みに挑戦する新プロジェクト
皆さん、春休みが近づいてきましたね。この春、家族で楽しむ新しいプロジェクト「茎付きわかめ」の取り組みが始まります。これは、生活クラブが生産者とのコラボレーションで実現した、体験型の活動です。どういったことが行われるのか、詳しく見ていきましょう。
わかめが高騰する理由とは?
2024年産の三陸養殖わかめは、海水温の上昇や天候による影響で例年に比べて価格が上がっています。特に、重茂漁協からの「肉厚わかめ」も、最近高値が続いており、消費者の利用も減少しています。また、労働力不足も深刻な問題です。地元の生産者が抱えるこれらの課題を解決するために、生活クラブが新たな取り組みを始めました。
親子で学ぶ「茎付きわかめ」の魅力
生活クラブでは、わかめの芯(茎)抜き作業を自分たちで行うことができる「茎付きわかめ」を開発しました。これにより、わかめの成育過程を親子で学ぶことができ、楽しみながら家族の絆も深まります。なぜわかめが私たちの食卓に上がるのか、またどのように育てられているのかを知る良い機会です。
簡単にできる芯抜き作業
この「茎付きわかめ」を使った芯抜き作業は簡単で、初めての方でも気軽に挑戦できます。子どもたちと一緒に作業を行いながら、わかめの葉の部分をサラダに、茎の部分は和え物や佃煮として楽しむことができます。春休みの自由研究にもぴったりですね。芯抜き作業については、専用の動画も公開されているので、ぜひチェックしてみてください。
いつから取り扱い開始?
「茎付きわかめ」の取り扱いは、2025年3月10日からスタートします。春休み前という絶好のタイミングで、家族全員でわかめの魅力を大いに味わえる絶好のチャンスです。また、夏休みや冬休みにも継続して行われる予定ですので、ぜひ参加してみてください。
生産者との関係
生活クラブと重茂漁協は、約40年にわたり信頼関係を築いてきました。良質なわかめを消費者に届けるために、お互いに協力し、海を大切にする取り組みも行っています。このプロジェクトを通じて、わかめの生産の背景や生産者が抱える苦労などを知ることで、食品を大切にする意識を育むことができるでしょう。
生活クラブの理念
生活クラブは、組合員を中心に持続可能な生活スタイルを実現するための活動を推進しています。地域の生産者と連携し、健康や安全に配慮した商品の共同購入を行うことで、循環型社会を目指しています。このプロジェクトもその一環です。
ぜひ、この春休みは家族で「茎付きわかめ」に挑戦し、わかめの美味しさやその魅力をじっくり味わってみてください。