大寒仕込みから生まれた味噌の新星「味噌ヌーボー初熟」2025年版の魅力

大寒仕込みからの贈り物、味噌の新星

2025年10月1日、ひかり味噌から「味噌ヌーボー初熟（はつなり）」が登場します。この一品は、「味噌の初物」として知られる期間限定の特別な味噌です。毎年、この時期にしか味わえないその魅力に迫ります。

味噌の初物とは？

「味噌ヌーボー」はフランス語の「ヌーボー（新しい）」から名付けられた、まさに新しいコンセプトの味噌です。伝統的な手法で仕込まれる「大寒仕込み」を経て、フルーティーでフレッシュな味わいが特徴となっています。

この味噌は、原料の状態や天候によっても異なる風味が楽しめるのです。同じワインのヌーボーのように、毎年異なる個性を持った「味噌ヌーボー」を体験できるのが最大の魅力です。

手間暇かけた天然醸造の魅力

「味噌ヌーボー初熟」は、昨年の秋に収穫された新潟県産コシヒカリと、北海道の大豆「トヨマサリ」、長崎の塩「海はいのち」を使用。特に、米麹の割合を1.2倍というこだわりのレシピが、麹の甘みを引き出しています。

発酵作業には、加温をせず自然の力を利用した手法が採用されています。寒さが厳しい大寒の時期に仕込むことで、じっくりと風味が引き出されるのです。天地返しを行い、空気に触れさせることでさらにコクを増し、初夏のあたたかさを感じさせるフレッシュさが保たれます。

独自の味わい

2025年の「味噌ヌーボー初熟」は、前年に比べてその売上が120％増加しました。これは、公式通販での事前予約が増えるなど、SNSでもその美味しさとコンセプトが広まり、多くの人々に支持された証です。特に、無添加で仕上げられたこのカラーは、素材本来の味を楽しめる点でも高評価を得ています。

フルーティな香りと、ほんのりとした甘みが特徴のこの味噌は、特に果汁が滴る熟れたパイナップルを思わせるような豊かな香りを持っています。この独自の風味は、年間を通じて作られる一般的な味噌とは一線を画しています。