「お茶と万博」体験
2025-09-12 15:14:20

歴史をお茶で再発見!福寿園「お茶と万博」特別イベントの魅力を紹介

福寿園で体験する「お茶と万博」の魅力



京都市の四条富小路に位置する福寿園京都本店では、特別イベント「お茶と万博」が開催されます。このイベントは、お茶をキーワードに過去の万国博覧会(万博)とその歴史を紐解き、お茶の魅力を再発見することを目的としています。

万博は、世界各国の文化や技術に触れる場であるだけでなく、同時に日本の伝統文化を外国に発信する貴重な機会でもありました。特に、今人気の抹茶ドリンクや茶道体験が、約100年前の万博日本パビリオンでも提供されていたことは、非常に興味深い事実です。

イベントの内容としては、各フロアで過去の万博における日本茶のエピソードを紹介し、それに基づいた商品やメニュー、体験を現代風にアレンジしてお楽しみいただけるようになっています。また、書籍『近代万博とお茶』をもとにしたパネル展示も行われており、来場者にとって学びの場となります。歴史、現代、未来をつなぐお茶の魅力をぜひご体感ください。

特別講演会「近代万博と茶」



イベントの一環として、9月26日(金)には、静岡大学で講師を務める茶道家の吉野亜湖氏を迎え、特別講演が行われます。彼女は「喫茶外交史」をテーマに、お茶と万博の関係を掘り下げ、パリ万博以降の重要な歴史的出来事を解説します。この機会に、お茶の文化に深く触れ、理解を深めることができるでしょう。

特に「お茶と万博」スペシャルランチと講演会をセットにしたプランでは、茶ポンスや様々な料理を楽しみながら、講演を聞くことができます。茶ポンスとは、抹茶を炭酸水で割ったティー・パンチで、歴史的な背景を持つ珍しい飲み物です。

お茶の飲み比べ体験



また、地下1階の京の茶蔵では、セントルイス万博に由来する3種飲み比べ体験が提供されます。参加者は日本茶インストラクターから日本茶の淹れ方や味の違いについて学びながら、和紅茶・緑茶(玉露)・抹茶を楽しむことができます。この体験は、五感を使ってお茶を楽しむことができる貴重な機会です。

アート展示と茶会体験



さらに、4階の京の茶庵では、立礼式のお茶会も開催。お点前を観ながら、特別に用意された主菓子と共に薄茶を楽しむことができます。これにより、伝統的なお茶の体験をより親しみやすい形で楽しむことができます。

福寿園のこだわり



福寿園は、1790年に創業し、代々続く茶作りの伝統を守りながらも、新しい技術を取り入れて今日まできました。来場者をお迎えするこのイベントは、お茶の文化がいかにして国際的に広がっていったかを再認識させる良い機会となるでしょう。

この「お茶と万博」の特別イベントを通じて、ぜひ日本茶の深い歴史と、その魅力を再発見してください。お茶の味わいを感じながら、万博の歴史に思いを馳せる時間をお過ごしください。


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