Z世代との共創で生まれた新たな香り『フレタグ』の魅力とは

Z世代との共創で生まれた新しい香りのアイテム『フレタグ』

若者の文化やトレンドを理解するのが重要な現代、香りに込められた思いを届ける新しい試みが始まりました。それは、Z世代との共創プロジェクト「F18」と名付けられたもので、18歳のリアルな感覚を大切にしながら、香りを通じて感情を伝える新たなアイテム『フレタグ』が誕生したのです。

プロジェクトの背景

『F18』は、株式会社フィッツコーポレーションと僕と私と株式会社が手を組み、Z世代の視点から生まれた企画です。テーマは「青春の思い出を香りに込める」。このプロジェクトは、単なる香りの提供だけでなく、香りを通じて青春の記憶や感情を伝えようとするものです。特に、この18歳という年齢の持つ特別な意味を強調しながら、若者同士のインサイトを活かしながら開発に取り組みました。

制作プロセスの流れ

プロジェクトは、以下のステップで進められました。

1. 企画立案 - 18歳限定の共創プロジェクトとして設計。
2. 参加者募集 - 18歳の若者を対象に参加者を募り、青春の思い出を香水にするアイデアを募集しました。
3. ワークショップ開催 - 参加者と共に2日間のワークショップを実施し、彼らのリアルな声を集めました。
4. インサイト抽出 - ワークショップで得られた皆の意見から、Z世代のインサイトを抽出。
5. 商品開発 - 抽出したインサイトを基に、香りとメッセージが融合した『フレタグ』が誕生しました。

『フレタグ』の魅力

『フレタグ』は、香りとメッセージが一体となったタグ型フレグランスです。これは、学生の日常生活に溶け込む形で、特別な気持ちを込めたメッセージを伝えるための道具として機能します。20種類のデザインから自由に選ぶことができ、例えば通学カバンや自宅のロッカーに飾ることができるのです。こうした新しい形のコミュニケーションは、Z世代ならではのアナログな価値観を表しています。

特に注目すべきは、ワークショップで浮かび上がった「校則」や「授業中の手紙交換」というキーワードです。デジタル発展著しい今日、にもかかわらず、手紙というアナログなコミュニケーションにも特別な価値を見出し、そこから新たな商品が生まれているのです。