和文化を次世代へつなぐ、スヴェンソンとの提携が始動

日本和装ホールディングスとスヴェンソンの業務提携

日本和装ホールディングスが株式会社スヴェンソンと業務提携の基本契約を締結しました。この提携により、両社は企業価値を向上させつつ、次世代への和文化の継承に寄与することを目指します。

提携の背景と意図

日本和装ホールディングスは、和装文化の普及と発展を追求し、創立以来「教えて・伝えて・流通を促す」をモットーに市場活性化に努めてきました。無料の着付け教室を開催し、多くの人々が自分できものを着られるように支援しています。これにより、和装文化の魅力を広げるだけでなく、参加者のニーズに応じたプロモーションにも取り組んでいます。

一方、スヴェンソンは女性の「自分らしさ」を重視し、ライフステージに応じた美しさをサポートする製品やサービスを提供している企業です。主力商品であるファッションウィッグは、業界屈指のデザイナー磯辺館嘉彦氏が監修し、時代の先を行くスタイルを追求しています。

この業務提携により、両社は相互に顧客を送客し、さらには統合的な施策を導入することで、顧客基盤と収益機会の多様化を図り、業績の拡大を目指しています。

提携の具体的内容

この提携では、両社の顧客層が重なり合う点に着目し、販売チャネルの共有が行われます。また、日本和装の着付け教室に参加されるお客様には、スヴェンソンの高品質なウィッグとの似合わせ技術を活かした付加価値の提供を検討しています。これにより、和装業界に新たな価値を創造し、顧客の満足度を高めることが期待されています。

提携の今後の展望

業務提携契約の締結は2025年12月24日。双方の企業は、新たなサービスの展開によって、和装文化とともに女性の美しさをより深くサポートする体制を整えていく予定です。2026年を見据えたこの提携は、今後の公表すべき事項についても継続して情報を発信していく方針です。

会社概要

日本和装ホールディングス株式会社 では、きものや帯の販売仲介を行っており、全国の無料着付け教室を開設しています。
本社所在地: 東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー5F
代表: 代表取締役社長鶴野尚史
上場区分: 東証スタンダード市場（証券コード2499）
公式サイト: 日本和装ホールディングス

この様な新しい試みにより、和文化が未来へと引き継がれていくことが期待できます。