兵庫ヤクルトが「グッドデザイン賞」を受賞！地域貢献活動が評価される

兵庫ヤクルトが2025年度グッドデザイン賞を受賞

兵庫ヤクルト販売株式会社が、2025年度グッドデザイン賞・地域の取り組み・活動部門を受賞したことが、地域の健康促進活動への取り組みの一環として高く評価されました。この賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催しているもので、社会に貢献するデザインや活動を表彰するものです。

ヤクルトレディによるコミュニティナーシングモデル

ヤクルトレディたちが展開するコミュニティーナーシングモデルは、地域住民との信頼関係を基にして、彼らの健康状態を把握し、必要な支援を行う取り組みです。これにより孤独感を抱える高齢者など、地域住民を支援する仕組みを構築しています。2024年からは株式会社CNCとの協働により、より多様な医療機関や行政とも連携し、人々が安心して暮らせる地域作りを目指します。

このコミュニティーナーシングは、地域での看護の実践をベースにした新しい概念で、生活の身近な場で市民と共に『健康で楽しい』暮らしを作り上げることに重点が置かれています。これに賛同した地域住民は、共助の輪の中でお互いに支え合い、心身社会的健康が育まれていくことを期待しています。

審査員からの高評価

受賞理由として審査員から寄せられたコメントでは、ヤクルトレディとコミュニティナースの専門性と日常的な活動が絶妙に組み合わさったことが評価されました。公共施設だけでは担いきれない地域の見守りを、民間企業と看護の専門性が連携することで実現した点に注目が集まりました。今後もこのモデルが多様な業態に展開されていくことで、地域社会にさらなる恩恵がもたらされることが期待されます。

グッドデザイン賞の意義

グッドデザイン賞は、1957年に設立された日本のデザイン評価制度であり、さまざまな分野からの優れたデザインを広めようとする運動です。単に美しさを競うのではなく、産業の発展や生活の質を向上させるためのデザインが評価され、多くの企業やデザイナーが参加しています。兵庫ヤクルトの取り組みも、この賞を通じて広く知られるようになるでしょう。