2025年までの化粧行動を探る!
ポーラ文化研究所が発行した最新のレポートでは、15歳から74歳の女性1800人を対象に「化粧行動・意識に関する実態調査」が行われました。この調査は2015年から2025年にかけて、スキンケアやメークの行動や意識の変化を分析した結果をもとにしています。レポートは2023年12月23日に公開され、女性の化粧に対する考え方や行動がどのように変化してきたのかが明らかにされています。
はっきりしたスキンケアの重要性
調査結果によると、スキンケアを行う人の割合は常に9割前後という高い数値を示しています。結果として、スキンケアは多くの女性にとって、日常の一部として確固たる地位を築いていることがわかります。具体的には、2017年には毎日スキンケアを行っている人が57%から、2025年には65%にまで増加しています。
メークのトレンドとその変化
メークの頻度については、2015年から2018年にかけては緩やかに増加していましたが、2022年には10ポイントほど減少し、以降はほぼ横ばいです。特に15歳から18歳のメークを行っている女性に注目すると、平均メーク時間が平均で約2分半増加しており、若年層における化粧への意識の変化を示しています。
アイテム使用率の推移
スキンケアアイテムの使用率に関しては、ランキングに変動が見られません。1位は「洗顔料」、次いで2位は「化粧水」、3位は「クレンジング」、4位は「日焼け止め」となっています。また、メークアイテムでは2022年から25年にかけて、「口紅」や「チークカラー」といったアイテムが特に注目されているようです。
情報収集の変化
化粧品やスキンケアアイテムの購入時に参考にする情報源としては、「店頭の商品そのもの」が常に一位を誇っていますが、近年では「SNS」や「動画コンテンツ」からの影響が増加していることもわかりました。これらのデジタルメディアを通じて、自分に合った商品を見つける傾向が強まっているようです。
まとめ
ポーラ文化研究所は1976年に設立され、化粧文化の探求を重ねてきました。今回の調査結果を通じて、スキンケアやメークの行動が多様化しつつあること、またそれを支える情報源が新たにデジタルメディアへと移行している現状が浮き彫りになりました。今後も、女性たちがその美しさを追求するための努力が続くことを期待しています。
詳細な調査結果は
ポーラ文化研究所のウェブサイトでご覧いただけます。