飛生アートの40年
2026-09-01 12:10:40

40周年を迎える飛生アートコミュニティーが描く未来とは?

40周年を迎える飛生アートコミュニティーが描く未来とは?



北海道白老町の旧飛生小学校を拠点に活動している飛生アートコミュニティーが、2026年に創立40周年を迎えます。その記念イベント『飛生芸術祭2026 僕らは同じ夢をみるー』が、9月5日から始まり、地域とアートの新たな結びつきを模索します。

飛生アートコミュニティーの歴史



このアートコミュニティーは、1986年に廃校となった小学校にアーティストたちの共同アトリエとしての活用からスタートしました。以来、作品発表の場を提供するだけでなく、「この場所でしかできない創造とは何か」という問いを掲げ、地域の方々やボランティア、訪れる人々と共に成長してきました。

象徴的な存在である「飛生の森」は、旧校舎の裏に広がり、昔は学校林として親しまれていましたが、長年手付かずだったために荒廃していました。2011年から始まった森づくりプロジェクトによって、多くの人々がその手を加え、創造的な空間へと蘇らせてきました。

40周年の特別イベント



今年の芸術祭では、「過去」と「未来」がテーマとなり、飛生の森や旧校舎を舞台にしたアート作品の展示と、アーカイブ展示が行われます。特に、旧校舎に残る資料をもとに、地域の歴史を振り返る貴重な機会となります。

9月12日に開催される特別イベント『トビウの祝祭』では、森や旧校舎、BLACKBIIRD STUDIOで音楽やダンス、パフォーマンスといった多彩なプログラムが展開され、さまざまなアートの楽しみ方を提供します。これにより、訪れるすべての人々が参加し、自らも一つの表現者となっていくことを促します。

このような取り組みは、過去を振り返るだけではなく、新たな世代のアーティストたちが加わり、飛生の価値を次代に引き継ぐ試みでもあるのです。若手作家たちの参加を通じて、地域の文化はより一層深まります。

未来を見据えたクラウドファンディング



40周年を記念して、飛生アートコミュニティーでは、これまでの活動や人々の思いを一冊の冊子にまとめるためのクラウドファンディングも行います。このプロジェクトを通じて、飛生の森や旧校舎、そしてその土地で暮らしてきた人々の記憶を集め、次の世代へと受け継ぐことが目的です。

プロジェクトの達成には参加者の力が重要で、皆さんの思いを寄せていただければと思います。

結びに



2026年は40周年を迎えた飛生アートコミュニティーにとって、過去を振り返りつつ次の40年を共に築く出発点です。地域と共生しながら新たなアートの息吹を生み出し続ける彼らの姿勢は、訪れる人々にとっても刺激的な体験となることでしょう。未来に目を向けた彼らの活動を、ぜひ会場で体感してください。


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