ヘアカラー後の髪の悩み
2026-07-13 11:08:14

髪の美しさを保つ新技術!ヘアカラー後のダメージを解明した花王の研究

ヘアカラー後の髪の美しさを守る新しい研究成果



ヘアカラーは、私たちの個性やファッションを表現する手段として人気ですが、その一方で髪にダメージを与えるリスクも伴います。特に、ヘアカラー後はパサつきやうねりが気になるという声が多く聞かれます。このたび、花王株式会社のヘアビューティ研究所が、ヘアカラー後に髪に生じるダメージのメカニズムを世界で初めて解明しました。

研究の背景



これまでの研究では、ヘアカラーによるダメージは主に施術中の影響と考えられてきました。しかし、実際には施術後7日目に感じる髪の不調も多く、生活者からの「カラー直後よりも時間が経ってからダメージを感じる」という意見が寄せられていました。これに着目した花王は、ヘアカラー施術後に毛髪内部で何が起きているのかを深く検証しました。

SS結合の切断とパサつきの関係



毛髪は主にケラチンというタンパク質で構成されています。特に、SS結合は髪を強く保つ役割を果たしており、この結合が切断されることで髪がパサついたり、うねったりすることが知られています。花王は、ヘアカラー後に毛髪内部でSS結合の切断が進行しているという仮説を立て、具体的な実験を行いました。

実験の内容



黒髪の毛束を使用して、一般的なヘアカラー剤で染毛した後、ヘアカラー直後と7日後に、内部を蛍光顕微鏡で観察しました。その結果、7日目には強い蛍光が確認され、SS結合の切断が進行していることが明らかになりました。また、白髪の毛束ではこのような切断は確認されなかったため、メラニンが黒髪のダメージに寄与している可能性が示唆されました。

新技術「ヘアリンクプロテクション技術」の開発



花王は、SS結合の切断を防ぐための技術を模索し、ラジカルの生成を抑える水溶液を用いた実験を行いました。その結果、特定の成分を含む水溶液に浸すことで、SS結合の切断が抑えられることが確認されました。この研究をもとに、髪のダメージを軽減し、ヘアカラー後の髪色を美しく保つ「ヘアリンクプロテクション技術」を開発しました。

実体験での検証



実験の一環として、黒髪女性3名を対象に一般的なヘアカラー施術を行い、新技術を施したヘア製剤と通常のヘア製剤を比較しました。その結果、7日後には新技術を使用した方がパサつきやうねりが抑えられ、髪のまとまりがよくなり、さらに黄ばみも目立たなくなる効果が確認されました。

今後の展望



花王は、100年以上にわたるヘアケアの研究成果に基づいて、ヘアカラーの後のダメージを未然に防ぐアプローチを提供し続けることを目指しています。新しい技術によって、より多くの人々がヘアカラーを楽しみながら美しい髪を保てるようサポートしていくことでしょう。ヘアカラー後の髪の悩みを抱える方々にとって、大きな希望となる研究成果です。


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