水戸芸術館専属楽団「カルテット AT 水戸」第3回演奏会
水戸芸術館にて、7月19日(土)に第3回演奏会が開催される「カルテット AT 水戸」。この楽団は、音楽の魅力を広めるべく活動を続けている弦楽四重奏団です。彼らの演奏が聞けるこの機会は、多くの音楽ファンにとって待ち望まれた瞬間です。
「カルテット AT 水戸」とは?
「カルテット AT 水戸」は、水戸芸術館が誇る3つの専属楽団の一つで、ジュリアード音楽院を卒業した川崎洋介氏を中心に構成されています。彼と共に活躍するのは、国内外で高い評価を得る西野ゆか、柳瀬省太、辻本玲の魅力的な奏者たちです。彼らは、弦楽四重奏の名作を広めると同時に、知られざる優れた作品を紹介することに力を入れています。また、地域との交流も大切にし、福祉施設でのアウトリーチや水戸ジュニアオーケストラへの指導など、様々な活動を通じて弦楽四重奏の楽しさを伝えています。
第3回演奏会の注目ポイント
今回のプログラムは、幾つかの魅力的な楽曲が予定されています。まず、ハイドンの「弦楽四重奏曲第38番」は、特有の終わり方が話題になっているもので、知名度も高い名作です。さらに、ロシアの現代作曲家レーラ・アウエルバッハによる「弦楽四重奏曲第3番」は、哲学的な内容のソネットが添えられた深いメッセージを持つ作品です。また、ベートーヴェンの「弦楽四重奏曲第7番」は、様式を打破し新しい挑戦を取り入れた、創作の中期を象徴する重要な楽曲です。
これらの作品に関するトークも交えながら進行される予定で、アットホームな雰囲気の中、観客との一体感が生まれることでしょう。
演奏会の詳細
- - 日時: 7月19日(土)13:30開場・14:00開演
- - 会場: 水戸芸術館コンサートホールATM
- - 料金: 一般4,500円、U-25(25歳以下)1,500円(未就学児入場不可)
- - 演奏曲目:
- ハイドン: 弦楽四重奏曲 第38番 変ホ長調 作品33の2〈冗談〉
- アウエルバッハ: 弦楽四重奏曲 第3番〈セテラ・デサント〉
- ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 作品59の1〈ラズモフスキー 第1番〉
このように多彩なプログラムが予定されている「カルテット AT 水戸」の第3回演奏会。多くの人々に親しまれるような、魅力的且つ概要を超えた音楽体験が待っています。期待を膨らませ、彼らの演奏を心待ちにしましょう。