5月に来日するR&BとPOPジャンルで活躍しているデュオ、エモーショナル・オレンジズ(Emotional Oranges)が新曲「Call It Off」をリリースしました。この楽曲は、人気のK-POPグループNCTのJAEHYUN(ジェヒョン)をフィーチャーしたもので、両者の個性が見事に融合しています。エモーショナル・オレンジズの持ち味であるスムーズなR&BサウンドにJAEHYUNのソウルフルなボーカルが加わり、聴く者に新たな感動を提供します。
彼らのデビューアルバム『Orenjii』は2025年5月16日のリリース予定で、いよいよ待ちに待った一枚です。その前に発表された「Call It Off」は、アザド・ナフィシーとヴァリ・ポーターのグルーブ感あふれるスタイルとJAEHYUNの力強い声が見事に絡み合い、さまざまなジャンルを超えた熱いトラックとなっています。特に、この作品には日韓の音楽文化の影響が色濃く反映されていると言われており、彼ら自身もその旨を語っています。「この曲は二つの全く異なる文化が融合することによって生まれた、特別な一曲です」と。
新曲「Call It Off」が持つメッセージもまた、彼らのアルバムのテーマと密接に関連しています。アルバム『Orenjii』は「Juxtaposition(並置)」をテーマに、普段は共存しない要素を打ち消すことで新たな価値を生み出したい、という熱い思いが込められています。この新曲はその理念が体現されるもので、聴く人に深い共感を呼び起こします。共同制作にあたって、アザドは「JAEHYUNとのコラボに出会ったとき、彼の音楽スタイルが私たちの求めているものと完璧に合致していた」と振り返ります。
また、アザドはJAEHYUNに特別な思いを寄せ、彼に自分の弟への気持ちを重ねていることを打ち明けています。「彼は私の弟にエネルギーを与えてくれ、2ステップを踏ませてくれる存在なんです」と、彼の存在がどれほど大きいかを強調しました。そんな思いが込められた「Call It Off」は、エモーショナル・オレンジズのファンにとっても待望の一曲となるでしょう。
さらに、エモーショナル・オレンジズは今月、横浜の赤レンガ倉庫で開催されるGREENROOM FESTIVALに出演予定です。この芸術と音楽の祭典は20周年を迎え、彼らが新曲を披露する姿を楽しみにしているファンも多いでしょう。特に5月24日に行われる彼らのパフォーマンスは、期待感であふれています。
加えて、彼らのこれまでの活動も非常に注目されています。デビュー時から急激に人気を博し、SpotifyのR&B Weeklyチャートにも登場したこともあり、さまざまなメディアからも称賛を受けています。彼らの音楽は自己愛と他者愛をテーマにし、リスナーに希望を届けることを目指しています。新曲「Call It Off」のリリースと合わせて、デビューアルバム『Orenjii』の到来が待ちきれません。新たなコラボレーションと、彼らの独自の音楽スタイルを体験できる日を心待ちにしています。