アジアファッションフェア2023 - ファッションの未来を掘り下げる
6月10日、水曜日に池袋サンシャインシティで開催された「アジアファッションフェア」(AFF)で、株式会社TSIホールディングスの代表取締役社長である下地毅氏が登壇しました。会場では、ファッションジャーナリストであり一般社団法人東京ファッションデザイナー協議会の久保雅裕氏がファシリテーターを務め、熱のこもったトークショーが展開されました。
TSIホールディングスとAFF
AFFは、2003年に設立され、20年以上にわたり日本最大規模の繊維・アパレル展示会として業界に影響を与えてきました。ここでは、日本国内およびアジア各国から多様な業態のバイヤーが一堂に会し、最新の市場動向や業界トレンドを把握する貴重な機会が提供されます。出展者とバイヤーの直接の対話を通じて、新たなビジネスチャンスが開かれる場でもあります。
ファッションの進化と社会貢献
下地氏は、TSIが進化させてきた過程をプロセスとして語り、「作ることから始まり、今では所有するものをすべて売り切るリテーラー体質に変化している」と表現しました。特に、メンズ小売業の上野商会やデイトナ・インターナショナルとのM&A戦略を通じて、企業の体質を進化させていることに言及しました。
また、下地氏は「デザインは社会貢献である」との信念を持ち、未来のビジネスでは新しいクリエーションが重要であることを強調しました。彼が座右の銘にしているのは、著名なデザイナージョルジュ・アルマーニの言葉であり、デザインが社会に役立つプロダクトを生み出すための道具であるという意識を持ち続けています。
FORTY DEGREES JAPANを通じた若手支援
下地氏は、5月に国立代々木競技場で行われた若手クリエーター支援イベント「FORTY DEGREES JAPAN」についても触れました。このイベントにおいて、TSIの公式オンラインサイト「mix.tokyo」が協賛し、次世代のデザイナーやクリエーターが業界で活躍するための支援を行っています。
今後の展望
今年のAFFは、2026年に池袋サンシャインシティでの開催が予定されており、5年後の2025年には大阪展で534 社、東京展で852社が出展する見込みです。このイベントはファッション業界の成長と進化を代表する場であり、今後も注目が集まることでしょう。
ファッション界の未来を語る下地氏の姿は、業界での革新と可能性を如実に示しています。彼の話から、ファッションが単なるビジネスから社会貢献にまで広がる可能性を感じることができました。ファッションは私たちの社会を彩り、進化させていく大きな力を持っているのです。