西宮・夙川に誕生した新たな居場所「駄菓子屋本舗やなや」
兵庫県西宮市夙川地域に、2025年11月にオープンした「駄菓子屋本舗やなや」。これは、大学生ボランティアが運営する新しい居酒屋として地域の子どもたちに開かれた場所です。放課後のひとときを過ごすための安心できる空間という視点から、多くの人々に支持されています。
営業日とアクセス情報
- - 営業日: 月曜日から金曜日(祝日を除く)15:00~18:00
- - 休業日: 土日祝日、お盆、年末年始など
- - 所在地: 兵庫県西宮市寿町5-16 カミヤビル夙川1階
- - アクセス: 阪急夙川駅南改札口から徒歩2分
- - Webサイト: 駄菓子屋本舗やなや
オープンの背景
この駄菓子屋の開店は、特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー(BH)の活動の一環です。BHは、子どもたちの成長を支援するため、学生ボランティアによる「にしのみやこども食堂」や学校の長期休暇中の「野外キャンプ」といった多彩なプログラムを提供しています。その中で、学生たちの「日常的にくつろげる場所が必要」という声が高まり、駄菓子屋の再開が決定しました。
復活の駄菓子屋の魅力
実は「駄菓子屋本舗やなや」は、2009年から2014年まで運営されていたことがある歴史ある場所でもあります。当時、子どもたちが放課後に集まる温かい環境を提供していました。その在籍した子どもたちが大学生になり「もう一度、自分たちの手で居場所を作りたい」との思いから、新たな形での再オープンが実現したのです。
店舗の特徴
1. 大学生ボランティアの存在
「駄菓子屋本舗やなや」では、大学生のボランティアが店番を担当しています。これにより、子どもたちは親しみやすい存在として近くに感じ、安心して過ごすことができます。特に、彼らは日常的に子どもたちと関わっているため、自然なコミュニケーションが生まれやすいのです。
2. 半地下にある交流スペース
店舗は半地下に位置しているため、雨の日でも安心して遊びに来ることができます。駄菓子を購入しない時でもふらっと立ち寄れる“サードプレイス”としての役割も担っています。大学生と気軽におしゃべりしたり、遊んだりすることで、自由な時間を楽しむことができます。
今後の展望
オープンしたばかりの「駄菓子屋本舗やなや」では、今後さらに魅力的なカフェスペースへと発展させるためのアイデアを地域の子どもたちと共に模索しています。シンプルな店舗はこれから子どもたちと一緒に培っていく可能性を秘めています。
寄付のお願い
「駄菓子屋本舗やなや」の運営は、地域の皆様の寄付によって支えられています。単発または月ごとのサポートを通じて、続けて地域に貢献していける活動を行っています。詳細については、こちらの
寄付サイトをご覧ください。
結びに
学生ボランティアの早川さんは言います。「駄菓子屋は私にとって思い出の場所であり、心の拠り所です。変わらずつながりの場として機能することは、子どもたちにとって重要です。この場所が地域の子どもたちにとって安心できる場所になるよう、育てていきたいと思っています。」
新たにオープンした「駄菓子屋本舗やなや」は、地域の未来を育む温かい場所として、期待が高まっています。ぜひ訪れてみてください。