下司悠太の個展
2025-10-06 11:17:56

歌舞伎町で味噌仕込み体験!下司悠太の個展「Whatʻs Entertainment?」が開催

個展「Whatʼs Entertainment?」が歌舞伎町でスタート!



2025年10月14日から11月9日まで、新宿・歌舞伎町のアートスペース「デカメロン」にて、下司悠太(げし・ゆうた)による個展「Whatʼs Entertainment?」が開催されます。この展示では、下司が自身の手作り味噌を使用した味噌汁や自作の家具など、日常生活の実践を通じてアートを表現し、その実践が観客との対話を生むコミュニケーションの場を提供します。

下司悠太のアートと生活


下司悠太は、ただ単に美術作品を展示するアーティストではありません。彼は、自身の生活そのものをアートとして捉え、執筆や音楽、ビジュアルアートを通じて発信しています。彼の創作活動は、日常の反復的な営みを社会批評的に問い直すものであり、特に「メンテナンス・アート」の考え方に影響を受けています。これは、日常的な清掃や維持の労働を芸術行為として再定義する試みです。下司は、こうした生の実践を「公開生活」と名付け、観客にとっての新しいアート体験を提案しています。

みそ仕込み体験を通じての実践


本展では、下司の手による「みそ仕込み」のワークショップも予定されています。「みそ仕込み」という言葉は一見すると混沌とした響きですが、実際にはこの忙しい都市生活の中でこそ新たな豊かさや繋がりを生み出す機会を象徴しています。参加者は、音楽を聴きながら自分自身の味噌を仕込むことができ、ただの体験に留まらないアートの一環として、彼の哲学を感じることができるのです。

社会に対する抵抗の姿勢


下司は、時間やお金が奪われる現代社会において、味噌汁を作り続けることを通じて生活の主導権を取り戻そうとしています。それは「丁寧な暮らし」とは一線を画した、実践を通じた抵抗の態度の表れです。彼は「革命は起こせなくとも、自分にできる抵抗が味噌汁だ」と語り、そうした思いを作品として提示しています。

真似したいと思わせる美学


さらに、下司が大切にしているのは「他人が真似しやすいクオリティー」という美学です。これは、ただ低いクオリティーを意味するのではなく、魅力に満ち、持続可能であることが求められるもの。彼の活動全体がこの美学に基づいており、音楽やアート作品もすべてが「真似してみたい」と思わせる要素に満ちています。

展覧会の詳細


開催概要


  • - 展覧会名:What’s Entertainment?
  • - 会期:2025年10月14日(火)–11月9日(日)
  • - 会場:デカメロン(東京都新宿区歌舞伎町1丁目12-4)
  • - 営業時間:20:00~27:00(休廊日:月曜日)

下司悠太の個展では、特に普段の生活とアートを結びつけた彼のユニークな視点を見ることができる素晴らしい機会です。ぜひ、アートと美味しい味噌汁を一緒に楽しむ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。出会いや発見が待っています。


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