柏市の子どもたちが地域をPR!
千葉県柏市立大津ケ丘第一小学校の6年生たちによって設立されたPR会社「大津ケ丘クリエイティブカンパニー」が、新たなプロジェクトを始動しました。この取り組みは、地元企業の株式会社ニューオークボと連携し、子どもたちの視点から地域の魅力を伝えるPR動画を制作するものです。
地域との共創を目指す
ニューオークボは、地域貢献の一環として「パスタのチカラ」をテーマに、地元柏の魅力を広く伝えていきたいと考えています。この思いを受けて、市立大津ケ丘第一小学校が展開する「自分たちの地域をより良くする」ための取り組みが一致し、このプロジェクトが実現しました。
パスタ作りを学ぶ
「大津ケ丘アクティブ大作戦」や「大津ケ丘のふるさとPR大作戦」といった活動を経て、今回の「大津ケ丘クリエイティブカンパニー」設立へと進みました。小学生たちは、ニューオークボの工場を訪問し、実際にパスタの製造過程を見学しました。
子どもたちは、世界に一つしかない機械を用いたパスタの押し出しや、原料から製品に変わる過程に対して興味津々でした。「パスタがもちもちしていて美味しかった」との声も上がり、子どもたちにとって楽しい学びの場となりました。
PR動画の制作へ
工場見学の後、8名の社員たちは取材、撮影、編集の役割を分担し、2パターンのPR動画を制作しました。一つは「パスタメーカーニューオークボのすごさ教えちゃいます編」、もう一つは「ニューオークボのパスタの美味しい食べ方編」です。
この動画制作には、約8時間かかり、子どもたちの昼休みも使って取り組みました。映像に必要な内容を厳選し、最後には映像に合わせた音声録音も行いました。完成した際の子どもたちの嬉しさは格別で、今後も地域の素晴らしさを広める動画づくりを続けていきたいと意気込んでいます。
大スポンサー補助の意義
このプロジェクトの背景には、地域の未来を担う子どもたちのクリエイティビティを引き出す意義があります。伊藤校長によると、この取り組みを通じて子どもたちは自らの地域に誇りを持ち、未来に貢献する資質を育むことが期待されています。
また、特に注目の集まるこの学校は、創造的な教育に取り組み、子どもたちが成長できる環境を整えています。具体的には、生成AIを活用した学びの導入や、自由進度学習によって、新しい時代の教育を構築しつつあります。
地元企業としての思い
ニューオークボは、このプロジェクトを通じて、地域愛の醸成や将来的な地域活性化を図りたいと考えています。社長の中嶋氏は、地元企業としての役割を果たし、地域の未来を照らす活動に尽力したいと語っています。
動画の完成を経て、地域の魅力を全国、さらには世界へ届けていくビジョンが子どもたちの胸には宿ります。この取り組みをきっかけに、ますます地域とのつながりが深まり、未来へと羽ばたく力となることを期待しています。
さいごに
子どもたちが地域の魅力を自分たちの言葉で発信する姿勢は、これからの地域づくりの重要な要素です。地元企業と小学校の融合は新たな価値を生み出し、この冬の温かい思い出として、多くの人々の心に残ることでしょう。ぜひ、動画をご覧になり、子どもたちの想いを感じ取ってください!