台中で宮崎の魅力発信
2025-11-25 12:55:56

台中で広がる宮崎の魅力と笑顔 - 台湾フェス初参加の成功体験

台中で広がる宮崎の魅力と笑顔



台湾中部の台中市で開催中の「台中ショッピングフェスティバル」に、ついに宮崎県が初めて公式参加を果たしました。特に注目されたのは、11月1日に行われた「宮崎デー」。この特別なイベントでは、地元の焼酎や特産品がセットになったギフトで、南九州・宮崎の魅力を海を越えて広めようとしました。

当日、台中市庁舎前の広場には、日本と台湾の旗が並び、市民たちの笑顔が溢れていました。発表に立ったのは、宮崎県商工観光労働部国際経済交流課の池上竜弘主任主事。彼は、「宮崎の味と文化を台湾の皆さんに届けたい」という熱い想いを語り、温かい拍手で迎えられました。

抽選会では、宮崎の特産品が詰まった豪華なギフトセットが当たるとあって、多くの市民が参加者として列を成しました。中でも注目を集めたのは、特別賞として用意された台北―宮崎の往復航空券。幸運な当選者が名前を呼ばれた瞬間、会場は歓声に包まれました。この瞬間は、宮崎と台湾の距離を一層縮める素晴らしい瞬間となりました。

池上氏は、台中ショッピングフェスティバルがオンラインでの参加も可能で、短期間で25億台湾ドルもの消費を生んでいると聞いたときには、地域の力を強く感じたと語りました。この経験は、彼自身の今後の国際交流の活動において大きな刺激となったことでしょう。

台中市との交流は、今年2023年に日南駅と台中駅が姉妹駅になったことから始まり、さらに来年2024年には宮崎県が台中市の姉妹都市に認定される予定です。今回の参加は、県にとってこの友好関係を深める重要な一歩となりました。

会場では、「みやざき犬」のぬいぐるみやトートバッグ、観光ガイドブックも配布されており、台湾の家族連れが記念写真を撮る微笑ましいシーンも見受けられました。「ただの贈り物ではなく、宮崎の文化そのものを届けたい」という池上氏の言葉通り、会場には温かい気持ちが漂っていました。

台中ショッピングフェスティバルは、12月25日まで開催される予定です。期間中は、毎日現金の抽選も行われ、週末には特別イベントも用意されています。現地の人々がアプリ「TCPASS」を使って買い物を楽しむ姿は、まるで日本の祭りのように賑やかでした。

遠く離れた地である台湾の街角に、郷土の香りが届く光景は心温まります。焼酎の香ばしさや市民たちの笑い声、「また行きたい」という声が、宮崎と台湾の新たな友情の形を築いていくことでしょう。


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