嘉義で開催された国際ティー＆コーヒー展の魅力と新商品に注目

台湾国際ティー＆コーヒー展が開幕！

2025年、台湾の南港展示館にて盛大に開催された「国際ティー＆コーヒー展」では、嘉義県の魅力的な特産物「ダブルゴールド」が大きな注目を集めています。23000平方メートルの会場には、国内外から多くのバイヤーや職人が集まり、熱気に満ちた商談が展開されている様子が伺えます。

初日、このイベントに駆けつけた翁章梁県長は、出展業者を激励しながら、来場者に「高山茶」や「スペシャルティコーヒー」の良さを直接伝えていました。その親しみやすい姿勢が、多くの来場者の支持を得る一因となっているのです。

嘉義の新しいデザートも登場！

「聯名（コラボ）新商品」の発表も行われ、著名な食品メーカーである手信坊股份有限公司が、嘉義「ダブルゴールド」からインスパイアされた限定スイーツをこの展示会のために発表しました。それが、特製の「スペシャルティコーヒーケーキ」と「高山烏龍茶ムース」です。これらのスイーツは、嘉義地区の風味を存分に感じられるアイテムとして、来場者の間で話題となっています。また、これらの商品は手信坊の「霧隠城」で購入できるので、訪れた際はぜひ味わってみてください。

文化と芸術が融合する新たな取り組み

翁県長は、今後の嘉義での茶とコーヒーの推進活動についても触れ、「高山茶都・嘉義」イベントのテーマを『一杯のお茶から、一つの山へ』とし、地域の茶文化をアートやデザイン、ライフスタイルと融合させる新しい試みを発表しました。この活動は、全く新しい茶文化体験を提供し、地域の産品の魅力を引き立てることを目的としています。

さらに、12月13日から21日までの期間中には地元の職人たちが参加する市集が行われ、高山茶とコーヒーをPRする予定です。来場者には、ぜひ足を運んでその品質を体感してほしいと県長からのメッセージも添えられています。

台湾の最高峰の茶とコーヒーを楽しもう

翁県長は、自身の言葉で「現在、16の茶業者と12のコーヒー農園が参加しており、特に阿里山のスペシャルティコーヒーは国際的なレベルに達しています。阿里山高山茶は長年にわたって愛されてきたブランドで、その製茶技術は各全国大会での受賞歴を誇っています。ぜひ足を運び、台湾の最高峰の茶とコーヒーを楽しんでほしい」と語り、来場者の参加を促しています。

また、「良質な食品原料と名ブランドのコラボはまさに最強のタッグです」とも述べ、手信坊とのコラボによるケーキの味わいを強調しています。

この国際ティー＆コーヒー展は、嘉義の魅力を発信する膨大な機会となるでしょう。これからも目が離せません。ぜひ訪れて、新しい味覚や文化を体験してみてはいかがでしょうか。