Plan Cの旗艦店
2025-09-29 15:00:37

イタリア・ミラノに誕生したPlan Cの旗艦店の魅力を徹底解剖!

ミラノに誕生したPlan Cの新旗艦店



イタリア・ミラノに新たにオープンした「Plan C」。こちらは、クリエイティブ・ディレクターであるカロリーナ・カスティリオーニが腕を振るった、新たな旗艦店です。このお店は、彼女が所属するクリエイティブプラットフォーム「April」と、ミラノの建築スタジオ「(AB)NORMAL」とコラボレーションし、生まれました。

スペースデザインのコンセプト



この店舗は「変化」と「柔軟性」をテーマに、二層構造のモジュール設計を採用。レイアウトをスムーズに変更できるため、ポップアップショップや様々なイベントの開催が可能なのです。そのため、多彩なクリエイティブな展開が期待できる空間となっています。カスティリオーニは、「活気に満ち、自由に変化できる場所をつくりたい」と述べています。ファッションだけでなくアートやカルチャーを楽しめる体験を提供することが彼女の目指すところです。

店の中に入ると、目を引くのが鮮やかな赤いメタル製の螺旋階段。この美しい階段は、ただの移動手段ではなく、空間全体を一層引き立てる象徴的な存在です。また、ミラノのカルチャースポットである「Reading Room」から厳選された雑誌が並べられ、イベントや出版記念の開催も予定されており、訪れる人々に活気をもたらします。

幾何学的なデザイン



1階は幾何学的なデザインが印象的で、丸いトップライトからは自然光が差し込みます。その光が反射することで、空間にはさらなる活気が生まれ、訪れる人々の心にも明るさを与えてくれます。ここには、Plan Cの最新コレクションの他に、ジュエリーブランド「ALIITA」の初のリテールスペースも併設されています。

ALIITAとのコラボレーション



ALIITAの店舗は、ライトグリーンを基調としており、中央に配置されたボルドーのテーブルとのコントラストが美しく映えています。遊び心を感じる壁には回転式の小窓が設置され、そこからユニークなジュエリーが展示されています。ALIITAのクリエイティブ・ディレクター、シンシア・ヴィルチェス・カスティリオーニは、「Plan Cの店舗内に初めてリテールスペースをオープンできることを嬉しく思います。この場所でALIITAのカラフルで楽しい世界をご体験いただけることを楽しみにしています」と語ります。

地下フロアと特別展示



さらに地下フロアには、イエローのカーペットとメタルウォールで装飾された空間が広がります。ここはアーカイブピースや特別なアート展示のためのスペースとしても活用されます。オープンに合わせて、Plan Cはベルギーのインテリアブランド「Serax」とのコラボレーションでキャンドルとフラワーベースのカプセルコレクションを限定販売する予定です。

特に注目したいのは、オープニングを記念して開催する特別展示「Christoph Niemann: On Paper」です。現代を代表するイラストレーターであるクリストフ・ニーマンの厳選された作品が展示され、見る人々に遊び心あふれる体験を届けてくれます。彼の作品は、世界的な主要メディアに多数掲載され、多くの人から愛されています。

クリストフ・ニーマンについて



クリストフ・ニーマン氏は1970年生まれの著名なアーティストで、即興的なライブドローイングのパフォーマンスを多くの大規模イベントで披露してきました。様々な国際的なブランドや機関とも協働しており、Netflixのオリジナルシリーズ『Abstract:デザインの力』でも彼の活動が特集されています。彼の作品は、現代イラストの枠を超えた深い感動を与えてくれます。

Plan Cの理念



Plan Cは、カロリーナ・カスティリオーニがデザインするブランドで、彼女の独自の視点で現代のライフスタイルを体現しています。このブランドは、自立した力強い女性たちをターゲットに、魅力的で遊び心のあるコンテンポラリースタイルを提案しています。ミラノの中心部にある本社も、カスティリオーニの家族の毛皮アトリエのあった場所に位置します。

Plan Cは、独自性を追求しつつ、個々の個性と現代性を融合させたコレクションを展開。マスキュリンとフェミニンのエッセンスを巧みに組み合わせ、鮮やかな色彩や大胆なプリントで遊び心を表現しています。妥協のない品質で仕立てられたアイテムは、女性たちの自己表現を楽しむためのパートナーとして機能することを目指しています。この旗艦店で、Plan Cの魅力を存分に体感してみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: Plan C ALIITA カロリーナ・カスティリオーニ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。