祝!世界遺産登録記念の美味しいしょうゆ
新潟県小千谷市に本社を置く山崎醸造株式会社が、2024年12月2日に新しいしょうゆ加工品を発表します。その名も「佐渡産あごしょうゆ」。この商品は、佐渡産の貴重なあごエキスを贅沢に使用したもので、地元水産加工会社「山津水産株式会社」から仕入れたものです。特に、この新商品は佐渡金山の世界遺産登録に向けた地元の盛り上げを目指し開発されました。
開発の背景
今回のしょうゆは、山津水産からあごエキスの提案を受けたことが開発のきっかけです。佐渡金山の登録に期待を寄せる中で、地域の特産品を利用した商品を作りたいと考え、試食を重ねました。試食の結果、特にたまごかけごはんやそばつゆとの相性が抜群だとわかったことから、用途に応じて使いやすい3種類の容器での販売が決まりました。
あごとは?
あごとはトビウオの別名であり、佐渡では古くから重要な食材として利用されてきました。豊かな香りと甘みを持つあごだしは、高級だしとして特に人気で、近年では不漁が続き貴重な存在となっています。昨年は最低記録を更新するほどの不漁が報告されており、あごの供給は非常に厳しい状況です。地域のソウルフードとも言われる「両蒲」のとび魚のすり身も製造を中止せざるを得ない状況でした。
新商品紹介
山崎醸造では、数十種類の醤油から2種類を厳選し、あごエキスを使用したしょうゆ加工品を3つのバリエーションで販売します。
- - 佐渡産あごたまごかけ醤油(150ml・600円)
- - 佐渡産あご醤油(200ml・650円)
- - 佐渡産あごつゆ(360ml・900円)
例えば、たまごかけ醤油はたまごかけごはんや麺にぴったりの一品です。また、あごしょうゆは刺身やおひたしに最適で、あごつゆはうどんやそば、おでんにも使えます。とろみがあり、素材に絡むのが特徴です。
購入場所
これらの新商品は、山崎醸造の公式ホームページや、各小売店で購入が可能です。地域の味を大切にしたこのしょうゆは、地元の魅力を感じさせる絶好のチャンスです。ぜひ、食卓に持ち寄って、佐渡の美味しさを体験してみてください。
まとめ
山崎醸造の新しいしょうゆ加工品は、地域特産のあごエキスを用いた贅沢な味わいです。家庭での料理にアクセントを加え、佐渡の風味を楽しむことができるこの商品は、ぜひ試してみる価値があります。美味しさとともに、地域の文化や歴史も感じられる特別なしょうゆを手に入れて、特別な食事を楽しみましょう!