自然と共に空間を共有する新しい宿泊体験
兵庫県西脇市のtamaki niimeが、新しい宿泊体験を提供するために「新雌邸」と呼ばれる施設をオープンしました。ここでは「きもちいいはうつくしい」という理念を実現し、自然と人間が共生する環境を追求しています。8月9日、満月の日に開館した新雌邸は、地域の歴史ある岡澤薰郎氏の旧宅を利用したもので、文化交流の場としても注目を集めています。
tamaki niimeは、羊やアルパカと共に生き、コットンを栽培し、持続可能なものづくりを行うネイチャーブランドです。今回、新たに宿泊できるスペースを設けることで、訪れる人々がtamaki niimeの環境を直接体験できる機会を提供しています。宿泊を通して、彼らの理念や製品の価値を実感できる場として、多くの人々の訪問が期待されています。
自然と繋がる特別な空間
新雌邸の魅力は、ただの宿泊施設にとどまりません。ここでは、地域の文化や歴史を大切にしながら、多様な方々が集まれるコミュニティを形成しています。新月や満月の日には様々なイベントも企画され、参加者が共に交流し、刺激し合える場を目指しています。地域に根ざした活動を通じて、生きる喜びや人との繋がりを育む場所になるでしょう。
そして、「新雌の森」も8月23日から始動します。ここではコットンや染めの原料となる植物を育て、それを利用してtamaki niimeの製品が生まれます。訪れる人々は、自然が育む素材の美しさや、それによって生まれるものづくりの過程を体験することができます。自らの手で育てられた植物がどのように製品に変わっていくのか、その目で感じることができるという、他にはない貴重な経験ができるでしょう。
繋がりを生む持続可能な未来
tamaki niimeの代表、玉木新雌氏は持続可能な未来を切り開くために、動物たちとの共生や植物に触れることの大切さを訴えています。新雌邸をはじめとする新たな取り組みを通じて、現代社会では希薄になりがちな人と自然の繋がりを再認識し、日常生活の中に「きもちいい」を取り入れることを提案しています。「きもちいいものは、うつくしい」というメッセージは、ファッションの枠を超えた、生き方そのものに深く根ざしています。
自分の手で何かを作り出すこと、自らの足で立ち、この場所で人と自然が交じり合う空間を育むこと。それが、tamaki niimeの追求する持続可能な生活の形です。これからも、この場所が持つ魅力を発信し、訪れる人々に新たな気づきを提供し続けます。ぜひ、tamaki niimeを訪れ、その目で感じてみてください。
定期的なオープンラボ
新雌邸のオープンに伴い、これまで予約制だったLabの案内も満月と新月の日に一般開放されることとなります。生産工程を見学できる貴重な機会に、ぜひ足を運んでみてください。tamaki niimeの新たな挑戦と共に、持続可能な未来への一歩を踏み出しましょう。
詳細情報は公式ウェブサイトやSNSで確認できます。皆様のご来訪をお待ちしております。