高齢者のための新しいファッション「NOBI AID™」
近年、シニア世代のライフスタイルに特化した衣料品のニーズが高まっています。特に、身体機能の低下がもたらす「着替えのストレス」を軽減するためのファッションアイテムの開発は急務となっています。そんな中、株式会社ケアファッションが新たに立ち上げたブランド「NOBI AID™」が注目を集めています。
企業の背景と開発のきっかけ
株式会社ケアファッションは、「高齢者がもっと快適に過ごせる衣料品を提供したい」という理念から出発しました。リハビリ病院や介護施設でのヒアリングを通じて、年齢や疾患による「着脱の難しさ」という実際の声を元に商品が開発されました。特に、肌着やパジャマを着る際の生地の突っ張りが、着脱の際のストレスになっていることが明らかとなりました。
そこで、伸縮性を重視し、最大160%以上に及ぶ伸縮率を誇る生地を採用し、様々な型のサンプルを試作。その結果、一般的な衣類と比較して圧倒的に着用しやすいアイテムが誕生しました。「NOBI AID™」という名称は、「NOBI(伸びる)」が消費者の着脱ストレスを「AID(助ける)」という理念から来ています。
具体的な商品特長
「NOBI AID™」シリーズには、パジャマや肌着、Tシャツといった、計19点が用意されています。これらのアイテムは、一般的な衣類に見られるボトルネックである首や袖口を大きく開けることで、着用時のストレスを軽減しています。さらに、着用感にもこだわり、身体への過度な圧力をかけないための設計がなされています。
例えば、
- - ワンタッチのびのびストレッチパジャマ:ボタン部分がワンタッチテープ仕様で、腕を通しやすくなっています。お手入れも簡単で、日常生活に最適です。
- - スルッとのびのび長袖インナーラウンドネック:首回りが大きく広がり、下から履くスタイルで着脱がスムーズ。
- - ハイストレッチメロウネックTシャツ:アームホールや袖元の伸びも良く、肩や腕が動かしづらい方でも楽に着こなせます。
介護従事者の声
商品開発にあたっては、介護現場からのフィードバックが大きな力となっています。製品担当者は、「在宅介護をされている方々に、着替えの負担を軽減させたい」との想いから機能性や扱いやすさにこだわり、試作を重ねてきたと語ります。さらに、国際福祉機器展においても好評を得たことで、今後の展開へ向けた自信を得ることができたとしています。
今後の展望
今後はさらなるラインナップの拡充を考えており、生活のニーズに応じたアイテムを増やしていく方針です。NASBI AID™は、体の違和感を抱える高齢者の『着る喜び』を再び取り戻すためのサポートアイテムとして、幅広く認知されることを目指しています。皆さんもこの新しいブランドを試して、心地よい毎日を!
詳細情報
「NOBI AID™」シリーズは、ケアファッション公式通販サイトで購入可能です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。