自然とふれあう新しい形の教育
株式会社I-neが展開するクレイビューティーブランド「DROAS(ドロアス)」は、2024年8月24日に川崎市で実施した「DROASobi~どろのふしぎ体験プログラム~」の動画が、環境省主催の「令和6年度環境教育・ESD実践動画100選」に選ばれたことを発表しました。このプログラムは、泥という身近な素材を通じて、子どもたちが自然や自己を理解する手助けをするものです。
DROASのプロジェクトは、泥だんごづくりを通じて、楽しみながら学ぶことができる新しい形の環境教育を提供します。このイベントは、島根大学の松本一郎教授や特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクールと協力して実施され、科学的視点から泥の重要性を学ぶ貴重な機会を創出しました。
実施内容と教育効果
イベントの内容は、泥という自然素材に触れることから始まり、クイズや講話を通じて泥の魅力を発見、泥だんごを作るという体験へと移ります。これにより、五感すべてを使って泥を感じ、子どもたちが自らの工夫を活かせる活動が行われます。泥と自然とのつながりを深めることで、子どもたちの自己肯定感や主体性、コミュニケーション能力の向上が期待されます。
松本教授は「実際に泥に触れ、泥が生態系の基盤であることを理解することが環境教育の重要な要素」と述べています。また、泥を使った遊びを通じて、自然との一体感を得る体験が豊かな人間性の獲得につながると教えています。
動画公開と受賞式
このプログラムの様子を収めた動画は、環境教育・ESD実践動画100選の特設サイトで公開中です。実際のイベントを映した映像を見ながら、どのように子どもたちが泥とふれあい、学んでいるのかを視覚で感じ取ることができます。
また、12月1日には、環境教育・ESD実践動画100選の認定書授与式が行われました。審査員からは「泥を使った環境教育プログラムは新しい視点で面白い。楽しみながら自然について考えるきっかけになる」とのコメントが寄せられました。
DROASのブランド理念
DROASは「泥の恵みで、明日の美しさを育む。」というコンセプトのもと、クレイビューティーブランドとして活動しています。企業のミッションは、「美しく革新的な方法で、幸せの連鎖を実現する」ことで、製品を通じてただの消費者ではなく、広がる幸福の連鎖を創造することに重点を置いています。
DROASobiプロジェクトは単なる美の追求に留まらず、泥の特性を生かして、子どもたちに豊かな自然体験を提供することで、彼らの心の成長を促す重要なイニシアティブです。今後も泥とのふれあいを通じた体験を提供し、さらなるウェルビーイングの向上に貢献していくことを目指しています。
詳細リンク
この素晴らしいプログラムの動画や詳細は、以下のリンクからご覧いただけます;
動画はこちら
また、松本教授との対談や、教育プログラムに関する詳しい情報はDROASの公式サイトや関連ページにて掲載されています。今後の活動にもぜひご注目ください。