海外ファンの購買動向
2026-01-28 10:42:28

海外音楽ファンが日本でアナログレコードを買う理由とは

日本でアナログレコードを買う理由



人気のアナログレコード店「Face Records」が発表した2025年の新品レコード売上データが注目されています。特に渋谷・MIYASHITA PARKに位置する「ミヤシタパーク店」では、約9割もの購入者が海外からの訪問客だという事実が浮かび上がりました。この現象は、いったいどのような背景があるのでしょうか。

新品レコード売上ランキング



2025年のミヤシタパーク店の新品レコード販売点数は前年比約20%増という驚異的な成長を見せました。ランキングのトップには、ローファイ・ヒップホップアーティストのNujabesの作品が並び、続いて映画音楽の巨匠・久石譲の作品が続きます。

特に、Nujabesは海外の音楽ファンに強く支持されています。彼の作り出す音楽は、単に聴いて楽しむだけでなく、その響きを日本という文化的背景の中で体験することに非常に価値があると捉えられているのです。

ランキング上位作品


1. Nujabes - metaphorical music
2. Nujabes - modal soul
3. 久石譲 - ハウルの動く城 サウンドトラック
4. 杏里 - Timely!!
5. 久石譲 - 千と千尋の神隠し サウンドトラック
...

このように、ランキングの大半は、昭和から平成にかけて生まれた日本の名曲が占めています。

海外の音楽ファンがレコード購入に求めるもの


アナログレコードの魅力は、ただの音楽だけではありません。海外の音楽ファンにとって、音楽そのものと共に「どこで買ったか」という体験を重要視しているため、日本で直接手に入れることには特別な意味があります。

1. Nujabesのローファイ・ヒップホップ


渋谷を拠点に活動したNujabesは、彼の音楽を生んだ場所での購入がファンにとって特別な体験となっています。音楽は作品だけでなく、その根源である文化と共鳴するため、レコード店を訪れること自体がその時空間を共有する行為として認識されています。

2. 久石譲のジブリ音楽


日本独自の繊細な情感とともに、ジブリ映画は海外のファンにとって一種の「日本らしさ」を象徴しています。記憶に残る映画体験をもとに、実際の旅と関連づけてレコードを購入することで、その思い出を持ち帰ることができるのです。

3. シティ・ポップ


例えば、杏里や山下達郎というアーティストが代表するシティ・ポップは、すでに日本だけでなく世界的に人気を誇る音楽ジャンルとなり、「Japanese City Pop」として特化した市場が形成されています。海外のファンは、その文化的背景を持つ日本の空気を感じながら、シティ・ポップを楽しむためにレコードを探し求めています。

ミヤシタパーク店の役割


「Face Records ミヤシタパーク店」は、品揃えの幅広さや、アナログレコードの持つ特別な価値を提供することで、海外の音楽ファンにとってのハブとなっています。来店する年齢層は20代から30代が中心で、特に欧米からの訪問客がその多くを占めています。海外では新品のジブリ音楽レコードを手に入れる機会が少なく、ようやく手に入れたと喜ぶ姿が見受けられます。

このような背景があり、ミヤシタパーク店は日本の音楽文化を直接体感できる貴重な存在として、国内外の音楽ファンにとって愛されるスポットとなっているのです。

まとめ


アナログレコードの人気は、音楽そのものだけでなく、その購入体験が海外のファンにとって大きな意味を持つことから来ています。渋谷での文化的な体験が、音楽をより深く楽しむための道筋となっているのです。音楽が生まれた場所での購入体験は、まさに旅の思い出と共に心に残るでしょう。


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