シンポジウム開催
2025-11-13 13:59:58

ケチュア音楽の歌手イルマ・オスノ氏を迎えたシンポジウム開催

アートと音楽が融合する貴重な機会



2025年12月6日、多摩美術大学八王子キャンパスで「ひとびとの声・わたしたちの歌」と題したシンポジウムが開催されます。これは毎年行われている「記憶の道」シンポジウム第4回目で、ペルーのケチュア音楽歌手イルマ・オスノ氏が登壇する特別なイベントです。

このシンポジウムは、多摩美術大学のアートとデザインの人類学研究所と芸術学科の授業「21世紀文化論」が共催しており、多様な学問的視点からアートを探求することが目的となっています。イルマ・オスノ氏は、アンデス音楽の伝承を行う重要なアーティストであり、彼女の歌声を通じて我々は彼女の文化的背景や人々の生活に触れることができるでしょう。

シンポジウムの背景とテーマ



今回のテーマ「声・歌・音楽」は、音楽の持つ力とその文化的、社会的意義について考えさせるものです。イルマ氏の音楽は、彼女の故郷であるペルー南部アヤクーチョの伝統を色濃く反映しています。そこには、大地から生まれた音楽が持つ力強いメッセージがあります。

音楽は時として国境を越え、人々を繋げる役割を果たします。フォークソングや民族舞踊はその一例であり、日常の言葉が新たな文化を形成する過程を見ることができます。イルマ氏の歌声は、特にその地域の歴史と文化に根ざしたもので、彼女の表現を通じてこの深い結びつきを感じることができるでしょう。

登壇者紹介



シンポジウムには、アートとデザインの人類学研究所の多くの教授も参加します。港千尋氏、椹木野衣氏、佐藤直樹氏、金沢百枝氏、陳芃宇氏など、各分野の専門家が集まり、音楽とアートの関係についての議論を深めます。

特に、港千尋氏は芸術の発生や記憶について探求しており、視覚芸術と音楽が如何にして相互に作用し、時代を超えて伝わる文化の一部となるのかを考察します。このシンポジウムを通じて、参加者は単なる聴衆に留まらず、深い考察を促される機会となるでしょう。

参加方法と詳細



参加は無料で、一般の方は事前申込が必要です。定員は約30名で、先着順となるため、早めの申し込みをお勧めします。多摩美術大学の学生や教職員は、事前の申込なしで当日直接会場にお越しいただけます。

シンポジウムは来る12月6日、八王子キャンパスのレクチャーBホールで行われます。大いに学び、音楽とアートの重要性に触れるこの特別な時間をお見逃しなく。

詳細リンク



詳細や参加申込みについては、公式サイトをご覧ください。
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