健康経営の先進企業、ロート製薬の取り組み
大阪を拠点とするロート製薬株式会社は、2025年に向けた「スポーツエールカンパニー」シルバー+認定を2年連続で受けました。従業員の健康促進活動に積極的に取り組む姿勢が評価され、同社は8年連続でこの栄誉を獲得しています。企業の健康経営を支持する活動として、社員の運動習慣の促進や健康管理のための制度を整えています。
健康に向き合う具体的な取り組み
ロート製薬は、社員一人ひとりの健康を大切にし、様々な施策を実施しています。その中でも、毎日の朝のラジオ体操は創業以来、長い歴史を持つ活動です。社員が自身の健康状態を確認し、肩こりや腰痛、転倒予防に役立てるために始業時間の前に実施されています。また、流社員が楽しめるオリジナル体操も取り入れられており、職場の雰囲気を明るくする工夫がされています。
さらに、全従業員対象の体力測定も定期的に実施しています。これは、健康的な生活を促進するために、自分の体力を見つめ直す機会を提供する目的で行われています。2023年度には1,767名が参加し、社員の体力向上をめざしています。健全年齢と実年齢の割合を80%にする目標も掲げています。
「とこチャレ2024睡眠+」の実施
社員の運動習慣や睡眠の改善にも力を入れているロート製薬。特に「とこチャレ2024睡眠+」では、ウォーキングイベントに睡眠に関する活動を組み合わせて、チームでの参加が促進されています。この活動は、毎日8000歩を目標にしており、早歩きを20分行うことを推奨しています。チームの仲間同士で声をかけあいながら、互いの健やかな生活を支え合う取り組みです。
企業としての責任と未来の展望
スポーツ庁が認定する「スポーツエールカンパニー」とは、働き盛り世代を対象にしたスポーツ活動の促進に取り組む企業を指します。ロート製薬は、その中でも特に高い評価を受けており、全1491社中でシルバー+認定を持つ企業は17社(1.1%)という厳しい条件の中で成功を収めています。これからも会社全体で健康経営を推進し、従業員がより健康に生活できる環境作りを続けてまいります。ロート製薬のさらなる発展と、社員一人ひとりの健康増進を持続できるよう、企業としての姿勢が注目されています。### (参考文献:ロート製薬公式ニュースリリース)