福山潤の朗読劇
2025-07-05 20:38:36

福山潤が挑む新たな表現形式、一人朗読劇『作家、46歳、独身』が東京で開幕

福山潤の一人朗読劇『作家、46歳、独身』、東京公演が開幕



声優の福山潤が本格的に挑む一人朗読劇『作家、46歳、独身』が、2025年7月4日から6日に東京・CBGKシブゲキ!!で上演されることが決定しました。さらに大阪では7月11日から13日にかけての公演も予定されています。この作品は福山自身が興味を持ち、約2年前に企画を持ちかけたものです。

公演初日の前日には、フォトコールと取材会が開催され、福山はもちろん、脚本・演出を手掛ける岡本貴也も登壇しました。二人の息の合ったトークが印象的で、実際の公演への期待が高まりました。

一人で演じる新感覚



本作品の最大の特徴は、福山が舞台上で90分間、ただ一人で様々な役を演じるという点です。「一人朗読劇」という形式を取り、普段の声優活動とは異なった側面を見せることに挑んでいます。福山は、「普段は派手な作品が多いけれど、静かな日常をリアルに描きたかった」と語り、岡本もその意図を理解し、素晴らしい作品を作ることに協力しています。

取材会で彼らが披露したトークから、福山の人柄や仲の良さが伝わってきました。フォトコールでは、冒頭の20分間が実際に披露され、福山が演じる主人公の日常に触れることができました。舞台に登場した主人公は、コーヒーを手に持ちながら目を無邪気に見つめ、淡々と語り始めます。観客を引き込む彼の目線や動作には、思わず心を奪われました。

プライベートの影響



福山はこの物語の中で、仕事に向き合う作家としての姿を描いています。自信を持って仕上げた原稿をプロデューサーに送る一方で、離婚調停の真っ只中という現実も抱えている主人公の苦悩が、彼のセリフから伝わってきました。

「語りかける相手は誰なのか?」というテーマが作品全体を貫いており、観客もその答えを探しながら観劇体験を深めることができるでしょう。岡本による主導のもと、福山が自身の解釈を加えたことで、物語はより一層リアルな色合いを得ています。

役者としての成長



福山は役の演技に加え、まるで台本が存在しないかのような自然体での演技に挑戦しています。公演中は、パソコンに表示された台本をスクロールしながら演じるスタイルを採用し、作家としてのリアリティを持たせています。このような新しい試みに対し、福山は「全く新しい体験ができた」とし、満足げに語っていました。

脚本を読んだ瞬間に感じた「リアル過ぎる日常」をどのようにして表現するかという課題を克服し、岡本と共にこの作品を形にしていった様子からは、お互いの理解と信頼が伺えました。

観客へのメッセージ



岡本は、「頭を空っぽにして観に来てもらいたい」と観客に直接メッセージを寄せ、福山も「皆さんが少しでも心に残るものを持ち帰って欲しい」と語りました。果たして、この作品がどのような形で観客に響くのか。開幕の瞬間から、彼らの言葉の重みを感じることでしょう。

舞台で展開される90分の物語には、主人公と共に観客も感情の波を共有することができるに違いありません。福山潤の新たな挑戦を見逃す手はありません!

公演情報



  • - 公演日程
東京公演:2025年7月4日(⾦)~6日(⽇)
大阪公演:2025年7月11日(⾦)~13日(⽇)

- チケット情報
7000円(全席指定・税込)

ぜひ、劇場で福山潤の魅力あふれる世界観を体験してみてください!


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 福山潤 朗読劇 作家

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。