バレンタインとフードバンク
2025-01-29 10:37:21

バレンタインに届ける愛の形!フードバンクアクションのご紹介

バレンタインに愛を届けるアクションとは?



2025年のバレンタインデー、2月14日はただ愛を伝えるだけの特別な日ではなく、社会の問題に目を向ける機会となります。認定NPO法人フードバンク山梨はこの年、"フードバンクバレンタインアクション"というキャンペーンを展開します。このアクションでは、日本の食品ロスの現状と、その影響を受ける子どもたちの存在を広く知ってもらうことを目的としています。

日本の食品ロスの現状



驚くことに、日本で捨てられる食品は年間472万トンにも上ります。この量を1人ひとりの人口で割ると、毎日103gの食品が捨てられている計算になります。これには家庭での食べ残しや手つかずの食品の他、野菜や果物の皮を剥き過ぎることなどが含まれます。特に家庭からの食品ロスが全体の約半分を占めているため、個々の家庭での意識と行動が求められています。

9人に1人が貧困世帯の子ども



今、食べ物を得られない子どもたちが増えています。実際、貧困世帯で暮らす子どもは全体の11.5%、つまり約9人に1人がこの現実を抱えています。このような状況下では、栄養のバランスが取れた食事を摂ることが難しく、健康や成長に悪影響を与えていることが心配されています。

物価高騰が引き起こす「食の豊かさ」の喪失



昨今の物価高騰は、多くの家庭の生活を圧迫しています。特に経済的に厳しい状況下では、親が子どもにお菓子を買うことすら困難であるという声が増えています。「食べたいものを我慢させている」といった、切実な感情が語られています。おやつを楽しむことができない子どもたちは少なくありません。

バレンタインにできること



もしお手元に食べきれないチョコレートやお菓子がある方がいれば、ぜひフードバンク山梨にご寄付ください。寄付された食品は、必要としている家庭に確実に届けられます。また、食品ロスについて考えたり、支援を必要としている子どもたちを思うことで、私たち一人ひとりの小さなアクションが大きな社会の変化につながります。

まとめ



フードバンクアクションは、バレンタインデーに愛を届ける新しい形です。愛する人にチョコレートを贈るだけでなく、地域の子どもたちのためにも何かできることがあるかを考えてほしいと思います。この日をきっかけに、食品ロスや貧困問題についての理解を深めることができれば、私たちの社会が少しでも良い方向へ進むはずです。

認定特定非営利活動法人 フードバンク山梨の詳細は、以下の連絡先で確認できます。
  • - 所在地: 山梨県南アルプス市徳永1603-1
  • - 代表: 米山けい子
  • - 設立日: 2008年10月19日
  • - 代表TEL: 055-298-4844
  • - 担当: 高野
  • - 担当TEL: 080-6618-5515
  • - メール: info@fbyama.com
  • - ウェブサイト


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