すとぷり Best Album Release Party 2025の魅力を余すことなく伝える！

2025年1月11日からの2日間、さいたまスーパーアリーナで行われた『すとぷり Best Album Release Party 2025』は、ファンの熱気に包まれながら新たな挑戦が次々と発表された特別なライブイベントでした。今回はその模様を詳細にレポートしたいと思います。

この公演は、2025年1月8日に発売される初のベストアルバム「すとぷり BEST ALBUM 『Strawberry Prince Forever』」を記念したもので、約1年8ヶ月ぶりとなるライブです。チケットはすぐに完売し、3公演で多くのファンが一堂に会しました。期待感高まる中、幻想的なステージ演出が待っていました。

幻想的なオープニング

ライブが始まると、観客は森の中で舞う蝶々の映像に包まれ、その幻想的な世界に引き込まれます。スモークが立ち上がる中、冬らしいファー使いの白い王子衣装を身にまとったメンバーたちが堂々と登場し、溢れんばかりの歓声が会場を包みました。オープニング曲はアニメ映画の主題歌でもある「誓いの花束を～With You～」。メンバーが視線を合わせながら歌い上げる姿に、ファンの心も一つに。

トロッコで近づくサプライズ

続いて、すとぷり公式アプリのテーマソング「ぴゅあぴゅあいちご」や「スキスキ星人」、「大好きになればいいんじゃない？」が次々と披露され、トロッコが会場を移動する姿にファンは大興奮。特に「AGAIN」は実写MVも話題を呼び、盛り上がりは最高潮に達しました。メンバー同士の呼びかけやコール&レスポンスも交え、観客との一体感が生まれる瞬間が続きました。

ノスタルジーと新たな挑戦

次のMCコーナーでは、メンバー全員がリスナーに感謝の気持ちを伝えつつ、自らの成長や活動の原点を振り返ります。「たくさんの初めてが積み重なって今がある」という言葉にファンも共感。大きな時計映像と共にメンバーが登場し、2019年以来の「アニバーサリー」を披露。続く「3月のオレンジ」では、季節の移り変わりに寄り添った情感あふれる歌声が会場を包みました。

サプライズ発表の嵐

ライブの中盤でメンバーたちがトランジションで再び王子衣装に身を包むと、NHK「みんなのうた」で放送された「手をつないで歩こう」が披露されました。そして、待望のサプライズが待ち受けていました。莉犬、るぅと、ころん、さとみのソロワンマンライブが決定し、映画「遠井さん」のアニメ映画化も発表され、会場は歓喜の渦に包まれました。特に「笑って泣ける最高のものにします！」というジェルの言葉はリスナーにとって心に残る一言でした。

ドームフェスへの期待と感謝の気持ち

さらに、2026年には10周年を迎えることを受け、新たな挑戦やベルーナドームでの追加公演も発表。これまでの活動を振り返りながら、未来に向けての希望と決意が感じられる瞬間が続きました。メンバー全員が「楽しみ！」と口にし、ファンもその想いに共感し、会場の一体感が生まれました。

クライマックスへ

続く落ち着いた雰囲気の中、ライブは進行。最後の曲が始まり、派手な演出の中で奏でられる「Strawberry Prince Forever」のオーケストラバージョンでは、観客からの大きな拍手が贈られました。アンコールでは、パレード衣装に着替えたメンバーたちがトロッコで登場し、さらにヒートアップ。最後のダブルアンコールでの「マブシガリヤ」は、すとぷりとリスナーの楽しい瞬間を共有するこだわりが感じられました。

終了後の余韻

2025年，すとぷりの未来に向けて新たな挑戦が続くことを予感させるライブイベント。しかし、その核心にはファンとの深い絆があります。これからの活動がどのように展開していくのか、今から楽しみでなりません。ファンたちはこの熱気が冷めないうちに、次の展開に期待を寄せています。

写真提供：林晋介・原田圭介・小瀬広明