ガンマリズム®チェアの革新性
エクボ株式会社が開発した「ガンマリズム®チェア」は、特許技術「ガンマ波誘発装置」を搭載した新しいリラクゼーションデバイスです。日本国内でのガンマ波研究への関心が高まる中、同社は日常的に使いやすい形でのガンマ波誘発を目指してこのチェアを実現しました。
ガンマ波とその重要性
ガンマ波とは、脳波の一種で、約40Hzの周波数で知られ、認知、注意、知覚処理などに大きく関与しています。最近の海外の研究、特にMIT(マサチューセッツ工科大学)などの成果が注目されており、ガンマ波研究は世界的な関心を集めています。エクボ株式会社はこの動向を受け、ガンマ波研究領域の理解を促進するため、技術情報を公開しました。
ガンマリズム®チェアの特長
ガンマリズム®チェアは、以下のような特長を持っています:
- - 振動周波数: 38〜40Hz(特に39.159Hzが効果的)
- - 振幅: 0.1〜5mmの範囲で調整可能
- - 振動時間: 5分以上での使用
- - 加振器: VCM(ボイスコイルモーター)を採用
- - 駆動方式: ファンクションジェネレータとアンプによる精密制御
ユーザーがこのチェアに座ることで、背中や腰に38〜40Hzの振動が伝わり、ガンマ波が誘発されます。データとしては、刺激に応じて脳波が反応し、特に39.159Hzの振動が最も強い効果を示すことが確認されています。
ガンマリズム®チェアの利用方法
この革新デバイスは、日常的な着座姿勢を維持したままガンマ波を誘発することができます。会員組織向けに受注生産されており、一般販売は予定されていませんが、特定のユーザーや研究機関には大変価値のある情報源となるでしょう。
今後の取り組みと技術の可能性
38〜40Hzの振動を利用したこの技術は、ウェルネス、感覚刺激、リラクゼーションなど、さまざまな分野での応用が期待されています。エクボ株式会社は、技術公開を通じてガンマ波研究への社会的理解を深めることを目指し、技術知見の共有にも力を入れています。
この技術に興味を持つ方々との情報交換や相談も随時受け付けているとのことですので、興味のある方はぜひコンタクトをとってみてはいかがでしょうか。
エクボ株式会社について
エクボ株式会社は、神奈川県厚木市に本社を置き、2000年に設立されました。高周波・電磁応用技術の研究開発を行い、特にガンマ波の技術においては先駆者的な存在です。また、同社の社名が示す通り、星や宇宙にインスパイアされている企業です。より詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
エクボ株式会社 公式サイト
伺った興味深い情報をもとに、ガンマリズム®チェアの魅力をお届けしました。今後ますます注目されるこの技術、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。