台湾の農産物を体験
2025-07-24 16:12:31

台湾農水産物パビリオンが関西国際食品展で大盛況

台湾農水産物パビリオンが関西国際食品展で大盛況を収める



2025年7月23日から25日にかけて、大阪で開催された「2025関西国際食品展」。このイベントの中で、特に注目を集めたのが台湾農業部による「台湾農水産物パビリオン」です。ここには、台湾の厳選された14社が参加し、自国の農産物の魅力を存分にアピールしました。

開幕式の盛況



開幕式には、京都市や大阪市、神戸市の議員、京果株式会社や京都中央卸売市場の関係者など、多くの来賓が集まりました。農業部の蕭柊瓊司長は、日本の来賓とともに特色ある台湾料理の調理体験にも参加し、来場者に台湾の食文化を直接体験してもらいました。この体験の中で調理されたのは、からすみおにぎりとにんじんミルクを使った「山海定食」です。

参加者からは「美味しい」との声が多く上がり、台湾の味わいが好評を博した様子です。

台湾農産品の魅力



蕭司長は挨拶の中で、台湾の農産品が品質や革新性、そして安全性において優れていることを強調しました。昨年の輸出実績も良好であり、関西エリアをターゲットにした更なる市場開発を目指しているとのことです。2024年には台湾産パイナップルがニュージーランド市場に初進出するほか、日本市場には赤色のドラゴンフルーツや台湾ハタ(龍虎斑)が上陸する計画もあります。さらに、2025年6月からは欧州連合が台湾産マンゴーとグアバの輸入を解禁することが決まり、国際的な展開が加速しています。

豚肉製品の信用



台湾は、世界動物衛生機関によって口蹄疫やアフリカ豚熱などの非発生国として認定されており、アジアで唯一の「清浄地域」とされています。この背景から、今後数年間でフィリピンやシンガポールなどへの豚肉製品の輸出が本格化し、さらなる国際展開が期待されています。

双方の利益を追求



台湾農業部は、日本市場と関西圏での連携を強化するための施策にも注力しています。例えば、2025年3月には福岡の西鉄グループと協力し「台湾産養殖ハタ(龍虎斑)」のプロモーションを展開。これにより、地域のスーパーやホテル、観光列車のメニューにも台湾産の食材が使用されています。さらに、「農村好物」ブランドと「味千ラーメン」がコラボした新メニュー「台湾・日本風味コンボ定食」が登場し、ルーローハンと日本のラーメンを融合させた斬新な内容が話題を呼びました。

賞賛される出展内容



今回のパビリオンでは、米、生鮮・冷凍野菜、ジュース、ドライフルーツ、ルーローハンソース、有機食品、水産加工品といった多彩な食品が展示されていました。特に、「海と大地からの美味しい贈り物」というコンセプトのもと、清潔感ある展示が設計され、たくさんの来場者の好奇心を引きつけました。

信頼性と安心



台湾農業部は、トレーサビリティ制度を強調し、農産物の産地から食卓までの過程を追跡可能にすることで、消費者に「安心して買える、安心して食べられる」価値を提供しています。日本市場における台湾農業の重要性を再確認した今回の展示は、双方にとって有意義なイニシアチブとなっています。

今後、台湾農業部は台湾企業と連携し、生産や流通におけるリソースを統合しながら、日本との農産品貿易の協力をさらに深めることを目指しています。関西圏は台湾にとって、今後の輸出成長が期待される市場です。

本イベントに関しては、株式会社RAINBOWの協力のもと成功裏に進行しました。


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