2025大阪・関西万博で日本の洋食を堪能しよう!
2025年、間違いなく注目されるのが大阪で開催される日本国際博覧会、通称「大阪・関西万博」です。この博覧会では、「RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~」というテーマのもとに、様々な食文化が紹介されます。その中でも特にユニークなのが、日本が誇る洋食の魅力を掘り下げる展示「世界にはばたけ!Tasty Japan!」です。この展示では、洋食の歴史や文化的背景、さらには試食体験を通じて、貴重な学びが得られます。
日本の洋食の源流に触れる
展示エリアでは、明治時代に西洋料理が日本に入ってきた頃の洋食レストランをイメージしたブースが設けられます。このブースでは、一口サイズのカレーライスの試食やフルーツジュースの試飲が楽しめます。展示パネルでは、日本の洋食の歴史やその影響を追いかけることができ、特にカレーライスやとんかつといった料理の人気がいかに根付いてきたかを深く理解することができるのです。
楽しみながら学べるミニクイズ
さらに、展示内では日本の洋食や日本産食品に関するミニクイズイベントも開催され、参加者は楽しみながら知識を深めることができます。全問正解した方には、特製のポストカードや缶バッジがプレゼントされるので、ぜひ挑戦してみてください!
実施概要
この特別展示は、2025年6月8日(日)から15日(日)までの8日間にわたり、毎日10:00から20:00まで開催されます(19:00が最終入場)。展示場所はEXPOメッセ「WASSE」イベントホールの南側に位置する「多様性をつなぐ」エリアです。特に注目なのは、試食・試飲提供日です。
- 6月8日(日)、9日(月)、14日(土)、15日(日)
これは動物由来原材料を使用しないため、ベジタリアンやヴィーガンの方も楽しめるメニューです。
- 6月10日(火)から13日(金)
各日の提供スケジュールは当日、展示ブースにて案内される予定です。
日本の食文化の大使たち
この展示は、株式会社イーフードの代表取締役、青木ゆり子さんが全体監修を行います。彼女は郷土料理研究家であり、食文化の重要性を広める活動を精力的に行っています。また、試食プロデュースには、米屋株式会社隅田屋商店の代表取締役である片山真一さんが関わっています。彼はお米についての理解を深めるため、多彩なワークショップを展開しています。
日本の食、世界へ
今、世界中で日本の食文化はますます注目されています。しかし、和食だけでなく、洋食もまた日本の食文化の重要な一部です。農林水産省の統計によれば、2024年には日本の農産物や食品の輸出額が過去最高に達しました。この背景を受けて、今回の展示が開かれる意義は非常に大きいと言えるでしょう。日本の洋食を通じて、世界中の人々にその魅力を広めたいという願いが込められています。
次回の大阪・関西万博への訪問の際には、ぜひこの特別展示を逃さず体験して、日本の洋食の奥深い世界に飛び込んでみてください。私たちの食文化がバトンをつなぎ、未来へと続いていく様子が体感できる貴重な機会になることでしょう。