京都のアップサイクル美容
2025-10-06 12:57:19

伝統工芸とサステナブルの融合、京都発スキンケアブランド「Sericy」をご紹介

伝統工芸とサステナブルな未来の融合 — 京都発スキンケアブランド「Sericy」



京都で生まれたアップサイクル・スキンケアブランド「Sericy(セリシー)」は、伝統工芸である西陣織から生まれた新たな価値の創造を目指しています。2025年11月11日よりECプラットフォーム「Makuake」にて初の製品ラインがリリース予定で、注目が集まっています。

西陣織の魅力と「セリシン」



西陣織は、絹の生糸を使用した伝統的な織物で、柔らかさと美しい光沢が特徴です。この織物の製造過程には「精錬」という工程があり、この際に余分な成分が取り除かれることで「セリシン」という天然の保湿成分が湯に溶け出します。実は、この「セリシン」は西陣織業界では長年使用されていなかった副産物で、これを活用することで新たな循環を生み出すことを「Sericy」は目指しています。

Sericyの特長と製品ライン



「Sericy」が展開する製品にはエッセンシャルローション、エッセンシャルフェイシャルミルク、ハンドクリームが含まれています。これらのアイテムには、「セリシン」の持つ優れた保湿効果が活かされており、肌のバリア機能をサポートする役割を果たします。近年の研究により、「セリシン」は保湿だけでなく、さまざまな肌状態を整える効果があることが明らかになっており、新たなスキンケアのトレンドとなる可能性を秘めています。

伝統と現代を繋ぐ



「Sericy」は、伝統産業が抱える課題(後継者不足や需要縮小)に対して、新たな価値を創出する取り組みを行っています。廃棄されてきた副産物を再利用することで、職人の技と生活を守り、持続可能な循環を生み出すことを目指しています。

ブランドの背景



「Sericy」は、西陣織の織元であるサカイタカヒロと文化起業家の大河内愛加によって設立されました。彼らは、西陣織から生まれるものづくりの精神を大切にし、サステナブルな未来に貢献するために立ち上がったのです。

新しい循環を創出する未来へ



「Sericy」の誕生は、西陣織という伝統工芸が現代のライフスタイルにどう取り入れられるか、また、持続可能な開発の中でどう生き残っていくかを示す貴重な試みです。今後の展開に目が離せません。ぜひ、皆さんも「Sericy」の製品に触れ、伝統と現代が交差する美しさを体感してみてください。


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