大麦の魅力を探る!学校給食向けレシピコンクール
近年の食育の進展に伴い、学校給食の重要性はますます高まっています。特に、栄養不足が懸念される子供たちに向けて、食物繊維が豊富な大麦が注目されています。この度、全国精麦工業協同組合連合会(全麦連)が主催した「学校給食向け国内産大麦レシピコンクール」の受賞レシピが発表されました。
コンクールの目的
本コンクールは、学校給食に大麦を取り入れることで、子供たちの健康をサポートすることを目的としています。大麦は食物繊維が豊富で、特に日本人に不足しがちな栄養素を補える食材として評価されています。参加者は、小学校や中学校で給食業務に携わる栄養教諭や職員を対象に、大麦を使用したオリジナルレシピを募集しました。
審査基準
応募されたレシピは、独創性、手軽さ、美味しさの3つの基準で厳選され、優秀賞が2名、特別賞の「わくわくアイデア賞」が1名に授与されました。また、受賞作品は全て、レシピコンクールの公式サイトで公開されています。
受賞レシピの紹介
優秀賞
- - 主食/主菜部門: 渕範子さん(大分県)「スーパーちぐさやき」
このレシピは、子供たちに人気の食材を巧みに組み合わせ、栄養価が高く美味しい主菜です。
- - 副菜/デザート部門: 丹羽直子さん(東京都)「もち麦芋もち」
もち麦とさつまいもを使った甘さ控えめのデザートで、栄養も美味しさも兼ね備えています。
特別賞(わくわくアイデア賞)
評価されたのは、霜越貴子さん(神奈川県)の「麦むぎチョップドサラダ」と「さつまいも麦ごはん」です。
これらのレシピは、両部門に応募され、それぞれの良さを引き出したアイデアが特別に認められました。
大麦を家庭で取り入れる方法
受賞されたレシピは、学校給食だけでなく、家庭の食卓でも手軽に取り入れることができます。大麦は、煮込んだり、蒸したり、焼いたりすることで、その特性を活かすことができます。例えば、主食としての大麦ごはんや、サラダのトッピングとしての大麦を使ったりと、様々な方法で楽しむことができます。
今後の展望
全麦連では、育ち盛りの子供たちの健康を考え、学校給食にだけでなく家庭の食卓にも大麦を取り入れる啓発活動を行っています。今後も大麦の魅力を発信し、より多くの家庭に大麦を届ける努力を続けていく方針です。
参加要項
次回のレシピコンクールは、2024年7月22日から9月30日までの期間で実施されます。対象は、日本国内に在住し、給食業務に携わる資格を持つ方々です。興味のある方は、公式サイトで詳細をチェックしてみてください(
公式サイトはこちら)。
ぜひ、学校給食や家庭でのレシピに大麦を取り入れ、その健康効果を実感してみましょう!