サンリオが描く夢のリゾート！ハーモニーランドのエンタメリゾート化計画始動

サンリオとサンリオエンターテイメントが手を組み、ハーモニーランドのリゾート化計画を発表しました。このプロジェクトは“世界でいちばんやさしい場所”を目指し、大分県や日出町の地域住民、さらにはサンリオファンと共に成長していくことを目的としています。

新たなリゾート体験が市民と共創から始まる

この計画は、ただのリゾート施設を作るのではなく、すべての関係者とアイデアを共有しながら進めていく“共創型”のプロジェクトです。株式会社サンリオエンターテイメントが大分県と日出町と共に、リゾート内の施設やデザインプランを开展し、訪れる人々を「お客様」ではなく同じコミュニティの一員として迎え入れる姿勢が特徴です。

35周年を迎えるハーモニーランド

ハーモニーランドは、1991年に設立され、来年で35周年を迎えます。この長い歴史を持つ屋外型テーマパークは、多くのファンに支えられてきました。近年は、大分県との包括的連携協定を結び、地域の観光振興を図る取り組みを強化。これにより、「大分ハローキティ空港」の愛称化や、ハーモニーライナー（大分空港・杵築駅・ハーモニーランド間の直通バス）サービスなどが進行中です。

地域の魅力とサンリオの魅力が融合

この新たな計画では、大分の豊かな自然や温泉、食文化を取り入れた魅力的な体験を提供することが求められます。サンリオのキャラクターたちが迎える楽しい世界と、大分の温かいおもてなし、共に心からリラックスできる空間を創出することを目指しています。

構想発表による地域の期待

構想発表に合わせて行われた立地表明式では、大分県知事の佐藤樹一郎氏や日出町町長の安部徹也氏が参加し、それぞれの期待を語りました。知事は、訪れるみんなが楽しめるエンタメリゾートを創ることへのワクワク感を表現し、町長は地域活性化に貢献することへの期待を寄せました。

未来へ向けた7つの大切にすること

このリゾート化計画では、サンリオが大切にしていく7つの基本理念があります。遊び心を大切にし、訪れるすべての人が内なる無邪気さを解放できる場を提供します。また、地域住民と訪問者が共に作り上げることで、誰もが笑顔になれる体験を作ります。具体的な内容としては、多様なニーズに応じたユニバーサルデザインや、親しみやすいサービスの提供が予定されています。