滋賀県高島市の新ベーカリー『＆PAN』が提案する新しいパンの楽しみ方とは？

滋賀県高島市に誕生した新ベーカリー『＆PAN』の魅力

滋賀県高島市に、料理人夫婦が手がける新しいスタイルのパン屋『＆PAN』が11月15日にグランドオープンしました。このベーカリーは、ただのパン屋ではありません。“パンと○○”という新しい食体験を地域の皆様に提案しています。地域の食材を活かすだけでなく、日常のさまざまなシーンに寄り添ったパン作りを志しています。

オーナーシェフについて

オーナーシェフの山本進一郎さんは、大阪で長らく和食料理人としてキャリアを積んできました。彼は、妻の実家であるケーキ店「ノンパレール大西」の隣に新しい店を開くことを決意しました。長年の経験を活かしながら、さまざまな挑戦を重ねる中で、新たな発想として「美味しいパンに料理をのせられたら面白い」という考えに至りました。東京の調布市のパン店で2年間の修行を経て、ここ高島市に戻ったのでした。

『＆PAN』の名前の由来

店名の「＆PAN」は、「〇〇とパン」という意味を持ち、訪れるお客様の生活に寄り添うパン作りを意識しています。すでにイベントで知り合った方々に多くの支持を受けており、人気を集めています。将来的には、地域の食材、例えばジビエを使ったパンのブランド化を目指し、地域貢献にも力を入れていく考えです。

パン作りのこだわり

『＆PAN』で提供されるパンは、スチームコンベクションオーブンを使用して焼き上げます。このオーブンは蒸気を調整できるため、表面がハードに見えても、実際はしっとりふんわりとした食感を持つパンが特徴です。特に「高加水パン」といわれるこのスタイルは、噛み切りやすく常温でもパサつきにくいため、子どもから高齢者まで幅広い世代に楽しんでもらえます。