NoMy Japan株式会社の新たな取り組み
NoMy Japan株式会社が新たな成長フェーズに進むため、チームを強化しました。親会社であるNorwegian Mycelium ASが推進するこの体制強化は、日本市場向けの戦略的な成長戦略と知的財産の専門家の加入を含んでいます。
事業成長戦略をリードするLudovic Reysset
新たに参画したのは、グローバルな成長戦略のスペシャリストLudovic Reyssetです。彼は30年間にわたり食品業界で数々の変革を遂げてきた実績を持ち、アジアからアメリカ、ヨーロッパにかけての多様な市場での経験が豊富です。特に彼は、5カ国語を話すことができるため、国際的なビジネス環境でも柔軟に対応できます。彼の豊富な知見と戦略的なビジョンは、NoMyにとって大きなアセットとなります。
Ludovicは、植物由来の食品においても深い専門知識を有し、商業戦略の実行に関してもその成果を期待されています。日本とヨーロッパの市場での事業拡大に向け、彼の存在は不可欠であることが強調されています。
知的財産戦略ディレクターにEran Noah博士が就任
次に、革新的な技術を持つEran Noah博士が知的財産ディレクターとしてチームに加わりました。彼は25年以上の科学分野の経験や、特許弁護士としての15年以上の実績を持ち、アグリフード分野での知財戦略に精通しています。
Eranは自身の会社Noah IPを通じて、多くの企業におけるR&Dや法務戦略に携わり、知的財産の構築における先駆者的な役割を果たしています。さらに、The Good Food Instituteでの国際的な経験もあり、幅広い分野で知財戦略を展開しています。彼の加入によって、NoMyの技術と商品開発がさらに推進されることが期待されています。
日本市場に向けた食品開発の専門家、Alessandra Massa
また、日本のマイコプロテイン市場を拡大する役割を担うために、食品開発のエキスパートAlessandra Massaも迎え入れられました。彼女はBasque Culinary Centerでの研究経験を生かし、糸状菌由来の新しい食品を開発する専門家です。その知識と情熱は、NoMyが目指す新たな食品の市場形成において重要な位置を占めるでしょう。
Alessandraとともに、マイコプロテインの可能性を「美味しい」「栄養価が高い」「サステナブルな」新たなタンパク源として広めるべく活動を展開していくことでしょう。
オスロイノベーションアワード2025における受賞
NoMyはさらに、2025年オスロでの「Oslo Innovation Award」において最優秀賞を受賞しました。この賞は、サステナビリティや社会変革を推進する企業を表彰するもので、過去にはユニコーン企業も受賞歴があります。NoMyの受賞は、その取り組みが認められた結果であり、今後の事業拡大においても注目されています。
最後に
NoMy Japan株式会社は、各方面から専門家を迎え入れ、持続可能な食糧システムの構築を目指しています。これによりマイコプロテイン市場が一層活性化し、2026年に向けた事業成長と社会貢献を進めることが期待されています。未来に向けたNoMyの挑戦から目が離せませんね。