農林中金キャピタルがサステナブルな未来を見据えてクオンクロップに出資

農林中金キャピタル、クオンクロップに出資決定！

2025年10月1日、農林中金キャピタル株式会社が、食品のサステナビリティ指標分析サービス「Myエコものさし」を提供するクオンクロップ株式会社へ出資することを発表しました。この出資は、農林中金キャピタル戦略協創1号投資事業有限責任組合を通じて実施され、グループのネットワークを活用しつつ、持続可能で豊かな社会の実現に寄与することを目指しています。

クオンクロップの役割

クオンクロップ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：北垣卓）は、環境に配慮した食品の製造をサポートするために、科学的なデータを基にした分析ツール「Myエコものさし」を提供しています。このツールは、国内外の規格やガイドラインに準じた分析を行い、事業者が持つ商品の環境指標を明確に可視化。これにより、企業の価値を具体的に示すことが可能となり、持続可能な商品開発を促進します。

今求められる「攻め」と「守り」のESG

食農領域では、環境（ESG）への対応がますます重要となっています。特に、国が定めるルールや規制に従った「守り」のESGに加え、事業の価値を向上させる手段としての「攻め」のESGへの取り組みが不可欠です。これにより、企業は持続可能な経営を維持するだけでなく、新たなビジネスチャンスの創出をも期待できます。今回の出資を通じて、農林中金キャピタルは、クオンクロップの活動を支援しこれらのESG課題の解決に挑戦していきます。

食農の未来を切り拓く

農林中金キャピタルは、JA・JF・JForest グループとの連携を強化し、より広範な取り組みを推進することで、食農のバリューチェーンにおける持続可能性の確保に貢献することを目指しています。この協力関係が新たな企業やスタートアップの成長を後押しし、持続可能な農林水産業の発展につながると期待されます。