日本の伝統素材「桐」を用いた新音響パネルが登場
音楽の世界において、伝統素材が新たな息吹を吹き込まれる瞬間がやってきました。株式会社ナイスカンパニーと株式会社総桐箪笥和光が共同で開発した「桐製 吸音・拡散パネル」、その名も「Waecho acoustics」が2025年9月16日に販売を開始します。この製品は、桐ならではの美しさと音響としての実用性を兼ね備えています。
開発の背景
桐は古くから日本の文化や暮らしと共に歩んできた木材です。そのため、単なる伝統素材として残すのではなく、現代の音響空間で実際に役立つ資材として進化させることが求められました。ナイスカンパニーは、長年の音響製品開発による知識と経験を活かし、桐の持つ自然な反射や軽さ、そして美しい木肌に、音場調整の性能を加えることに成功しました。
製品の特長
「Waecho acoustics」は、以下のような特長を持っています。
- - 日本の伝統素材を使用:軽量で高耐久、施工も容易な桐材を贅沢に使用。
- - プロ仕様の音響拡散力:スタジオやリスニングルーム、一般家庭の音響改善にも対応。
- - 和洋を問わず映えるデザイン:現代の建築やインテリアに自然に溶け込むデザイン。
- - サステナブルなものづくり:環境に優しい桐材を活用したエコ設計。
製品ラインナップ
それでは、実際の製品ラインナップを見ていきましょう。
1.
JUST PUT CORNER
このパネルは部屋のコーナーに設置することで、低音を吸音し中高音を拡散。サイズはW330 x D330 x H1800mm、重量は7.5kg、価格は148,000円(税別)です。
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2.
CORNER
同じく部屋のコーナーに設置するデザインで、中高音を拡散します。サイズはW320 x D320 x H520mm、重量は3.0kg、価格は49,800円(税別)。
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3.
WALL
壁や天井に直接貼ることで、吸音・拡散が実現できるパネル。サイズはW450 x D450 x H100mm、重量は1.5kg、価格は29,800円(税別)。
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4.
SHOJI STYLE
様々なサイズで提供されるこのパネルは、吸音性能を持ちつつ、和の美しさも追求しています。価格は25,000円〜(税別)。
発売日と販売方法
「Waecho acoustics」は2025年9月25日より、ナイスカンパニーのオンラインストアや全国の楽器店、音響機器販売店で購入可能となります。
これからの音響製品のトレンドとして注目の的となりそうな「桐の音響パネル」。日本の誇る伝統素材が、音楽の新たな可能性を広げてくれることを楽しみにしたいです。