小久保製氷の新たな試み
小久保製氷冷蔵株式会社(通称:KOKUBOグループ)が、2025年6月から東京や大阪の小学校4~6年生を対象にした副教材『未来クリエーター氷の”冷やすチカラ”にどきどき』を配布します。この取り組みは、熱中症の正しい知識やスポーツアイシングの方法を学ぶことを目的としており、特に暑い夏に向けた対策として非常に重要です。
「未来クリエーター」とは
本教材は、株式会社ソーシャルサービスと協力して制作されたもので、教育支援事業の一環として無料で配布されます。2023年度には53,000部、次年度には100,000部を配布し、さらにエリアを拡大していく考えです。配布される地域は、北海道から福岡まで、全国の多くの県にわたります。特に教育現場で役立つ内容になっており、スポーツを通じて健康を保つための知識を学ぶ貴重な機会を提供しています。
教材の内容
この副教材では、以下のテーマが扱われています:
1. 氷の威力とは何か
2. スポーツによる疲労や怪我への対策
3. 熱中症を防ぐための知識
4. 自宅でできる熱中症対策
5. 熱中症対策におすすめのドリンクの作り方
これらの内容は、特に子どもたちが自分たちの生活やスポーツ活動に役立てることができるよう工夫されており、実践的な知識を得る手助けとなります。
氷のキャラクター絵画コンテスト
さらに、学びを深めるために「氷のキャラクター」絵画コンテストも実施されます。オリジナルの氷のキャラクターを描くことで、子どもたちの創造力を育む企画です。選ばれた作品には、ロックアイス賞やミラクリ賞などの賞が授与され、結果発表は2025年10月以降に行われる予定となっています。このような活動を通じて、氷への理解を深めることができます。
社会貢献への取り組み
KOKUBOグループは、氷の冷却効果を活かした社会貢献活動にも取り組んでいます。地域の小学校や中学校に書籍を寄付し、熱中症対策やスポーツアイシングを広める冊子の配布を行っています。さらに、実際にロックアイスを提供することで、子どもたちが安全に暑い夏を乗り越えられるようサポートしています。
ロックアイスのブランド
ロックアイスは、小久保製氷が1973年に提案したブランドで、今年で50周年を迎えます。アウトドアやパーティーはもちろん、スポーツや暑さ対策にも適したアイスとして、多くの人に親しまれています。今後もその可能性を追求し続けます。
まとめ
熱中症対策は、暑さが厳しい日本の夏に欠かせないテーマです。小久保製氷が提供する『未来クリエーター氷の”冷やすチカラ”にどきどき』は、子どもたちが楽しく学びながら、健康を守る手助けになることでしょう。教育現場での取り組みを通じて、未来のクリエーターたちが氷の素晴らしさを理解し、活用していくことを期待しています。