佐久間洋司が贈る『思弁的な音楽』展、虎ノ門にて開幕
12月11日から、東京・虎ノ門のソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」で開催される『思弁的な音楽』展。この展覧会は、現代アートが大衆や若者に与える影響を見直し、インターネット音楽に根ざしたクリエイティブな活動を通じて、社会における行動変容を促すことを目的にしています。ショート動画やインスタントな刺激が支配する今日の社会において、いかにして新しいエンターテイメントがアートに価値をもたらすのか。その探求をこの展覧会で体験できます。
『思弁的な音楽』展とは?
本展は、キュレーターとして佐久間洋司が手掛け、2023年にルクア大阪・LUCUAホールでの開催を経て、東京に舞台を移しての新作展となります。その目玉は、月ごとに作品が入れ替わるというユニークな構成で、来場者が何度訪れても新たな体験ができるようになっています。会期は12月11日から2月21日まで。各作品は、善き未来に向けた行動変容をイメージしたスペキュラティブ(思弁的)なアートとして、私たちに新しい視点を与えます。
佐久間洋司について
彼は大阪大学の社会ソリューションイニシアティブの特任研究員として活躍し、2025年の大阪万博ではディレクターを務めています。佐久間氏の業績は、未来社会デザインやバーチャルビーイングに関する先端的な研究に根ざしています。特に、SDGsやソーシャルビジネスの推進においても深い知見を持つ彼の取り組みは、多くの業界で注目されています。2022年には日本オープンイノベーション大賞文部科学大臣賞を受賞し、2023年にはForbes JAPANの30 UNDER 30に選ばれるなど、若手のリーダーシップの象徴となっています。
展示の詳細
を通じて、社会課題に向き合う芸術の力を感じることができる## 1期から3期の展示スケジュール
- - 第一期: 12月11日(木)〜 12月27日(土)
- - 第二期: 1月9日(金)〜 1月31日(土)
- - 第三期: 2月4日(水)〜 2月21日(土)
開館時間と入場について
展示の入場は無料です。開館時間は火曜日が10:00-20:00(ギャラリーのみ)、水〜金曜日が11:00-23:00(カフェ&ギャラリー)、土曜日が11:00-18:00(カフェ&ギャラリー)です。日曜日・月曜日・祝日は休館となりますので、訪問の際は事前に公式HPやInstagramでの確認をお勧めします。
交通アクセス
場所は、東京メトロ日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅A2出口から徒歩5分の距離。銀座線の虎ノ門駅2a出口からは徒歩3分と、アクセスも非常に良好です。
このような、現代の音楽とアートが交差する展覧会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。アートが持つ力を感じると共に、社会課題についても考えるきっかけが得られることでしょう。