丘みどりの20年
2025-05-02 17:43:20

丘みどり、デビュー20周年の特別企画「歌芝居」で振り返る母への想いと歌の魅力

声楽家・丘みどりの20年の軌跡と音楽への情熱



丘みどりがデビュー20周年を迎え、彼女の歩みや心境を語る特別企画「丘みどり~歌芝居~」が、5月5日(月)に放送されるBS日テレの「歌謡プレミアム」に出演する。

芸能界での20年間を振り返る丘は、これまでの活動の中で感じてきた驚きや、長年の思いを混じえた感慨深いコメントを寄せている。「20年も歌っていたんだなっていう驚きと、長かったような短かったような不思議な感覚があります」と語る彼女。

放送では、名曲のカバーが披露されるが、特に印象的なのは、山口百恵の名作「秋桜」や松坂慶子の「愛の水中花」、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」。これらの楽曲は、丘自身にとっても特別な意味を持つものであり、母親への想いを込めて歌い上げる。

丘は20年間のキャリアの中で、歌の魅力を追求してきた。特に今回は「歌いながら演じる三か条」をテーマに、自身のこだわりについても語っている。一つ目は「景色が見えるように作りあげる」というものだ。丘は「自分が描けていない景色は、受け取る側にも伝わらない」と言い、歌詞にプロンプターを使わず、想いを込めて歌う姿勢を貫いている。

また、初の座長公演を行なった大阪の新歌舞伎座では、俳優としての一面も披露。舞台の芝居は「竹取物語」を題材にしており、少し口の悪い関西弁のかぐや姫という役に挑んだ。丘は「千秋楽のときには思わず号泣しました。ハードなスケジュールの中、最後まで元気に演じられたので、ホッとして嬉しかったです」とその胸の内を明かす。

丘みどりが歌手を目指すこととなった背景には、彼女の母親の影響があると言う。母は自らの夢を諦めた経験を持ち、丘はその想いを胸に歌手の道を歩み始めた。母との最後の約束として「紅白に出る歌手になるから、病気と闘って」との願いを持ち続け、丘の活動においてはその思いが自らを支える大きな要素である。

放送では、デビュー20周年記念曲である「夜香蘭(ひやしんす)」も披露される予定であり、名曲の数々が丘の独自の解釈で再生される。これは、「良質な歌謡曲」に浸りたい方々にとっては、特別な時間となることだろう。丘みどりの真摯な姿勢と徹底した音楽への向き合い方は、新たなファンを生み出し続けることは間違いない。是非、彼女の歌と演技に触れて、音楽の力を実感してみてはいかがだろうか。


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