ケンコーマヨネーズが提案する新しいサステナビリティのかたち

ケンコーマヨネーズが環境に優しい未来を創る

ケンコーマヨネーズ株式会社は、持続可能な社会の実現に向けて、様々な取り組みをしています。今回は、特に卵殻を利用した新しいプロジェクトに焦点を当て、その魅力を深掘りしていきます。

サステナブルな素材の活用

企業理念である「心身と環境、食を通じて世の中に貢献する」を掲げるケンコーマヨネーズ。この理念に基づき、卵殻を新たな価値へと転換させる取り組みが進められています。具体的には、マヨネーズやタマゴ加工品の製造過程で発生する卵殻を、箸や鉢、トレーといった商品として再利用しています。

卵殻を活用した箸

まずは、卵殻から作られた箸の話。これまで捨てられていた卵殻を炭化し、樹脂と混ぜ合わせることで、抗菌効果を持つ衛生的な箸が生まれました。試作には約1年もの時間がかかり、異なる業者間の調整も必要でしたが、その努力の甲斐あって、CO2排出量の削減にも成功しています。現在は社内での使用にとどまっていますが、将来的にはより広い範囲での活用が期待されています。

エコ鉢のCSR活動

次に注目すべきは、エコ鉢プロジェクト。従業員の環境意識向上を目指し、卵殻を配合した鉢と野菜栽培キットが希望する社員に配布されました。これにより、100名以上の参加者がラディッシュやサニーレタスなどを育て、廃棄物削減に向けた意識を高めています。卵殻本来のグレー色を生かしたデザインにもこだわりがあります。