日本ロレアルのタカミオフィスがiFデザインアワード2025を受賞

世界的に名高い化粧品メーカーである日本ロレアルのタカミオフィスが、このたび国際的なデザインコンペティション「iFデザインアワード2025」を受賞しました。この名誉ある賞は、デザイン界での権威を持つiF International Forum Designが授与するもので、世界中から集まった数多くの応募の中から選ばれた優れた作品に与えられます。

タカミオフィスのデザインが評価される理由

今年の授賞式では66か国・地域から11,000件の応募があり、それらが131名のデザインの専門家によって厳正に審査されました。タカミオフィスが評価されたポイントは、ロレアルグループの長い歴史や信念を背景に、タカミのブランドアイデンティティといかにシナジーを生む空間を実現しているかにあります。

この受賞は、2024年にも新宿本社オフィスがiFデザインアワードを受賞して以来、2年連続の快挙となります。社是である「世界をつき動かす美の創造」を体現するこだわりの空間が、クリエイティビティを高める環境を提供していることが評価されたのです。

ロレアルグループの哲学とタカミの役割

ロレアルは115年以上にわたり、美容業界のリーダーとして広く認知されています。彼らのパーパスである「世界をつき動かす美の創造」は、倫理的かつ持続可能な形で美を通じて社会や環境に寄与することを掲げており、その姿勢は顧客に対するブランドへの信頼感を裏付けています。この理念のもと、タカミは2021年にロレアルグループに加わり、ブランドの独自性を発揮することが期待されています。

日本ロレアルの成長と未来

日本ロレアルは1963年に日本で事業を開始し、1996年には日本法人を設立しました。現在では2300人以上の従業員が在籍し、20のブランドを扱っています。新宿本社には、シュウウエムラとタカミのブランド本部があり、戦略的な商品企画やマーケティング施策を進めています。また、川崎には研究開発センターが位置し、美の未来を見据えた革新的な取り組みが行われています。日本はロレアルグループにとって重要な市場であり、今後もより一層の発展が期待されます。