AIで業務効率化!
2025-07-07 11:31:28

株式会社栗山米菓が新たにAIチャットボット「べふちゃん」を導入しDX加速に挑む!

株式会社栗山米菓が挑む新しい業務体制



米菓の製造・販売で知られる株式会社栗山米菓は、2025年4月に就任した新社長の指揮のもと、新たに「AIイノベーション推進室」を設立しました。この部門横断型のチームは、情報システム部や営業部、人事部から選ばれたメンバーで構成され、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるために動き出しています。第1弾の取り組みとして誕生したのは、社内AIチャットボット「べふちゃん」です。これは、OpenAIが開発した「ChatGPT」を基にしたプログラムで、社員からの質問に迅速かつ的確に応答することを目的としています。

「べふちゃん」の誕生背景



昨今、社内の規定や経理手続きに関する問い合わせが増加しており、業務の効率化が求められていました。この課題に対応するため、栗山社長はAI活用の重要性を全社で共有し、競争力を高めるべく早期の取り組みを決定。こうして生まれた「べふちゃん」は、社員が気軽に利用できる情報源として、多くの期待を背負っています。

「べふちゃん」という名称は、同社のブランド名「Befco」に由来し、自然な会話を通じて社員のコミュニケーションをスムーズに支える役割を担っています。社内規定や商品情報、経理ルールに関する質問の回答を主な役割としており、業務の効率化が見込まれています。

今後の展望



「べふちゃん」は、今後も機能の拡充を図りながら、社内全体のナレッジを集約する“知恵袋”としての役割を期待されています。現在の課題は、各部門に点在する暗黙のルールを明文化し、AIがより精度の高い回答を提供できるような情報の整理と整備です。また、社内制度や商品情報の変更に応じて、AIの回答の質を維持するための継続的なメンテナンス体制も重要です。

さらに、このチームは社内の知的財産を強化するために、せんべい製造における工程や工夫を言語化し、共有することにも取り組む姿勢を見せています。こうした施策を通じて、全社的なDX推進の一翼を担うべく、「べふちゃん」の進化は止まりません。

代表の思い



栗山社長は「べふちゃん」を導入したことについて、社員の働き方を根本から変革する重要な一歩と位置付けています。テクノロジーを活用することで業務改革の実現を目指し、今後も積極的に先端技術を導入していく方針です。

一方、AIイノベーション推進室の阿部真也氏も「社員からの質問に自然に応じる『べふちゃん』が好評だ。更なる利便性の向上に努め、多くのOCを解決していく」と語っており、社員の意見を反映させた形での進化にも期待が寄せられます。

会社概要とブランドの背景



栗山米菓は、1949年に設立し、現在では約750名のスタッフが揃う大手米菓メーカーです。コーポレートブランド「Befco」は米菓の製造にとどまらず、「楽しい・美味しい・新しい」をテーマに多様な商品開発に挑戦しています。代表商品の「ばかうけ」は、米菓市場で数十年にわたり愛されてきたロングセラー商品であり、今後もその名を馳せるブランドへと成長を続けることでしょう。

まとめ



AIチャットボット「べふちゃん」の導入は、株式会社栗山米菓の未来に向けた大きな一歩です。業務の効率化や情報の一元化を図り、社員の働きやすい環境を整えることで、これからの成長が期待されています。社内の知恵を集め、革新を促進する新たな mitsuwa(道標)としての役割を果たしていくでしょう。


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