新刊『スケッチ・オブ・ブルー』
2025-03-24 12:52:51

アメリカ横断のジャズ旅を描いた新刊『スケッチ・オブ・ブルー』の魅力を探る

2025年に新たに登場する書籍『スケッチ・オブ・ブルー』は、アメリカを横断しながらジャズの魅力を余すところなく描いた作品です。この本は、人気漫画『BLUE GIANT』の主人公、宮本大を追いかける形で企画されたもので、著者がシアトルからニューヨークまでの旅をカメラ片手に追体験しています。

著者は、その旅の中で出会った無名のローカルアーティストや新進気鋭のプレイヤー、さらにはヨーロッパからの外タレといった多様な音楽風景を一冊に収めました。各都市ごとに10章で構成されており、ページをめくるたびに、まるでその場にいるかのように生の音楽が耳に響いてくる感覚を覚えます。事前に計画した聖地巡礼の意図が変わり、著者のライフワークとしての定義が浮き彫りになる過程もまた、この本の魅力の一つです。

さらに、本書は単なる音楽や旅の記録に留まらず、ジャズの歴史を支えてきた都市たちの魅力を強調しています。文章の中には、各都市の風景や、その土地特有の文化が織り交ぜられており、まるで漫画の世界から飛び出したかのような感覚に読者を誘います。

書籍の発売を記念して、2025年4月6日から4月20日まで、食事と音楽を楽しめる「ブルックリンパーラー新宿」で特別展示が開催されます。そこで展示される作品は、ニューヨークやフィラデルフィアなど東海岸の都市を中心に取り上げられ、書籍の写真が店内を飾ります。さらには、限定のディスクガイドZINEの販売や、週末には豪華DJ陣によるライブも予定されています。これにより、来場者たちは音楽の力を新たに体験し、著者の思いを直接感じ取ることができるでしょう。

このような素晴らしい体験が可能な本書『スケッチ・オブ・ブルー』は、アメリカ横断ジャズ旅の実践的でありながら、心揺さぶるストーリーを提供しています。音楽を愛するすべての人にとって、新たな冒険の第一歩となることは間違いありません。著者の情熱とクリエイティビティが結集したこの作品、ぜひ手に取ってその世界に浸ってみてください。


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