新ブランド魚のご紹介
2026-08-13 11:48:14

未来のサステナブル養殖を切り拓く新ブランド魚のご紹介

サステナブルな養殖の未来を見据えた新たなブランド魚



日清丸紅飼料株式会社は、東京ビッグサイトで2026年に開催された第28回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーに出展し、自社の新ブランド魚「鰤リアント」と「つなぎ鯛」を紹介しました。このプロジェクトは、世界中での魚粉に対する需要のひっ迫に対応するために設計された「次世代養殖プロジェクト」の一環です。

魚粉の供給危機とその背景


養殖業界は、近年、さらなる成長を遂げている一方で、魚粉の供給量が限られているとの危機が迫っています。特にエルニーニョ現象や気候変動の影響により、魚粉の価格は劇的に上昇しており、これが多くの養殖業者にとって大きな課題となっています。このような背景を受け、日清丸紅飼料は、持続可能な養殖を実現するための新しいアプローチとして「次世代養殖プロジェクト」を立ち上げました。

次世代養殖プロジェクトの取り組み


このプロジェクトでは、魚粉を単に「減らす」のではなく、必要な分を「賢く使う」ことを前提としています。魚種ごとに最適な魚粉量を見極め、それに植物タンパク質や昆虫タンパク質などの代替原料を組み合わせる技術を開発しています。そして、その成果として自社の新ブランド魚が誕生しました。

新ブランド魚の特徴


鰤リアント

「鰤リアント」は、長崎県の五島列島で開発されたブリであり、魚粉使用を抑えた特別な飼料で育てられています。このブランドのブリは、2024年度から全国の百貨店や量販店でも販売が予定されており、持続可能な養殖のシンボルとして注目されています。

つなぎ鯛

一方、「つなぎ鯛」は和歌山県の老舗生産者との協力により、無魚粉飼料で育てられたマダイです。この取り組みは、サステナブルな養殖の新たな一歩を示すものであり、地域の伝統と持続可能性の両立を目指しています。

担当役員のコメント


水産本部の上席執行役員、川床真一氏は、「養殖業において魚粉の使用はますます重要ですが、その一方で持続可能な方法での養殖が求められています。私たちは、業界全体が持続可能な未来に向かって進む手助けをすることを目指しています」と語っています。

今後の展開


第1弾の「鰤リアント」に続き、今後も新たなブランド魚が発表される見込みです。展示会では、クロマグロや海産稚魚用の飼料についても紹介される予定で、魚業界における持続可能な未来を見据えた取り組みが続けられています。

今後、日清丸紅飼料の「次世代養殖プロジェクト」がもたらす新しい養殖の形が、私たちの食卓にどのような影響を与えるのか期待が高まります。今後の展開に注目しましょう。


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