グルマンイシヤが特殊冷凍機を導入し、製造体制を改革
北海道札幌市にあるグルマンイシヤは、石屋製菓グループの一員として様々な食品の製造を担当しています。特に、弁当や惣菜、和菓子など多岐にわたる商品を手がけるグルマンイシヤが、デイブレイク社の特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を11台導入したことが発表されました。この導入は同社の生産システムに革新をもたらし、高品質な冷凍流通を実現しています。
特殊冷凍機「アートロックフリーザー」の特徴
デイブレイクが自社開発した「アートロックフリーザー」は、急速で均一な冷凍を可能にする特殊冷凍機です。これにより、細胞内の水分が氷になる際の損傷を大幅に軽減し、食品の風味や食感を保つことができます。この特性は、調理済み食品の風味を再現する際にも欠かせません。
計画生産と高品質な冷凍流通の実現
グルマンイシヤでは、11台のフリーザーを弁当・惣菜用に7台、和菓子用に2台、洋菓子用に2台配置し、それぞれの用途に応じて運用しています。特に、弁当製造では従来夜間に行われていた調理作業を日中に移行し、調理後はアートロックフリーザーで急速冷凍。これにより、計画生産が可能となり、毎日約5,000食の弁当を安定的に供給できるようになりました。夜間作業の負担が軽減され、効率的な製造ラインが構築されました。
特に、ロールケーキや和菓子の製造においても、冷凍流通の高品質化が実現。店舗では自然解凍後に販売できる製品の品質が向上し、顧客満足度の向上が期待されています。
多品種生産に対応する製造体制
グルマンイシヤの導入したフリーザーは、多品種生産を支えるために選定されました。「同じものだけを大量に作らない」という方針に基づき、ジャンル別に製造ラインを分けることで、柔軟な生産体制を構築しています。今後は冷凍いなり寿司などの新商品展開やグループ外からの製造相談にも応じ、北海道の食品産業の発展に寄与する計画です。
代表取締役社長の展望
グルマンイシヤの柳澤和宏社長は、「当社は石屋製菓の製品だけを製造するのではなく、『作ること』に特化した工場を目指しています」と述べています。安定した製造体制を支えつつ、多様な商品開発や新たな依頼にも応えることで、同社はより一層の成長を目指しています。
まとめ
デイブレイクによる特殊冷凍技術の導入は、グルマンイシヤにとって新たな挑戦となります。生産性と品質の両立を図りながら、地域の食品産業に貢献する姿勢は、多くの食品事業者にとっても大いに参考になります。これからも、より質の高い食を提供していくグルマンイシヤの活動から目が離せません。