フードバンク活動の未来を探る
北海道で行われるフードバンクのラストワンマイルに焦点を当てたワークショップが、1月17日に札幌エルプラザで開催されます。このイベントでは、食品を必要とする人々に確実に食料を届ける新たな手法や先進的な事例を紹介し、参加者たちと共に意見を出し合い、解決策を模索します。
先進的なフードバンクの事例
自動販売機での食料提供(小樽の済生会フードバンク)
小樽市にある済生会フードバンクは、自動販売機を活用して支援を行っています。自動化により、提供の際の手間を減らし、必要な人が手軽にアクセスできる仕組みを整えています。この取り組みは、フードバンクの効率的な運営を実現しつつ、地域住民の健康や生活を支える重要な役割を果たしています。
コミュニティフリッジ(恵庭のNPO法人まちづくりスポット恵み野)
恵庭市の認定NPO法人まちづくりスポット恵み野は、無人コンビニ型のコミュニティフリッジを導入しています。この仕組みは、地域の人々が自由に食品を取り出せる場を創り出すことで、支援を必要とする方々に安心感を提供し、地域のつながりを深めています。
ワークショップでのアイディア出し
このワークショップでは、上記の事例をもとに、参加者全員で「食品を必要としている人々へ、どのように届けることができるか?」をテーマに議論します。消費者とフードバンク双方が満足できる仕組みを探し、より良い今後のフードバンク活動へつなげていくことが目的です。
物価高騰の中、食品が必要な人に優先して提供するための方策や、地域住民の直接的なニーズを満たすために、行政機関との連携方法なども考察します。
詳細情報
- - 日時: 1月17日金曜日 14時〜16時(開場 13時30分〜)
- - 場所: 札幌エルプラザ 2階 環境研究室1.2
- - 参加費: 無料
- - 定員: リアル参加 40名 / オンライン参加 90名
予約は
こちらのリンクから可能です。
今イベントでは、フードバンクに関連する団体や企業、農家の方、生活困窮者支援に携わる方々が参加できます。フードバンクに興味のある方々にも開かれた場となっており、新たなつながりや知見を得ることができる貴重な機会となることでしょう。
進行について
今回のワークショップでは、いくつかのスピーカーが参加し、それぞれの視点からフードバンク活動についてお話しします。スピーカーには、北海道済生会や認定NPO法人まちづくりスポット恵み野、北海道フードバンクネットワークの代表者が登壇し、各団体の取り組みや意義を詳しく説明します。
その後、参加者との活発な意見交換が行われる予定で、新しいアイディアが生まれることが期待されます。更に、ファシリテーターや司会者も参加者をサポートし、円滑な進行が図られます。
参加希望の方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!