ウォーカブル政策と都市の個性を考える懇談会
国土交通省は、都市の質や価値を向上させるために2106年11月に「都市の個性の確立と質や価値の向上に関する懇談会」を設置しました。座長を務めるのは明治大学の野澤千絵教授です。この懇談会は、現代の都市再生のあり方を模索し、新しい支援策などを検討しています。今回はその第3回目の会合が、2024年1月15日(水)に予定されています。
懇談会の目的と背景
懇談会は「居心地が良く歩きたくなる」都市の実現を目指しており、特にウォーカブル政策に重点を置いています。この政策は、街中を歩きやすくするための施策であり、住民や訪問者が快適に過ごせる空間作りを促進します。今回の会合では、これまでのウォーカブル政策の展開についての議論を行うとともに、ゲスト委員によるプレゼンテーションも予定されています。
開催概要
- - 日時: 2024年1月15日(水) 14:00~16:30
- - 場所: 中央合同庁舎3号館6階 都市局局議室(東京都千代田区霞が関2-1-3)
- - 議題:
- ウォーカブル政策の展開について
- ゲスト委員によるプレゼンテーション
詳細なテーマに加え、参加するゲスト委員として、一般社団法人 前橋デザインコミッションの日下田伸氏、カフェ文化とパブリック・ライフ研究家の飯田美樹氏、三菱地所株式会社の井上成氏が出席します。彼らの専門的な視点から、ウォーカブル政策の実施に向けた貴重な意見が交わされることでしょう。
参加について
この懇談会は非公開ですが、報道関係者に限り、冒頭部分の傍聴およびカメラ撮りが可能です。参加希望の場合は、当日13:40までに名刺を持参の上、会場にお越しください。懇談会終了後には、資料や議事概要が国土交通省のウェブサイトにて公開されます。
この懇談会は、都市の未来を考える重要な場となります。報道や公共関係者のみならず、一般の市民もこの議論を通じて、より良い都市づくりへの関心を高めることにつながります。都市の個性を大切にしながら、すべての人が快適に過ごせる環境作りが期待されています。